足について★★
足についての障害、たとえば外反母趾、O脚、X脚、膝関節症、ねんざなどなど。特に、最近では外反母趾、O脚、X脚などが外見がよくないからっていうことから矯正する事に脚光を浴びていますが、でもそれ以上にこれらの症状が出ている事の体の変位状態の意味をしる手がかりになるものです。
外反母趾、O脚、X脚などについては、足に良い靴選びや、骨盤の調整、足の筋肉群のトレーニング(ストレッチなど)、歩き方、日常生活に関する食生活のチェック、他には姿勢全体の再矯正から始めて改善していくものです。
でも、すっきりしてすらりと伸びた足って美しいですし、ヒップラインが上がってみえるようになればすばらしいですよね。しっかりしたプログラムにそっておこなえば、きっとそうなれます。期待して頑張りましょう。

★良い靴の選び方
★ フットケア
★悪い歩き方
●指上げ歩き
●ペンギン歩き
★外反母趾で靭帯性外反母趾の定義
★外反母趾矯正
足に負担がかからない方法
★O脚チェックポイント
★足底板
★理想の脚と比較するチェックポイント
★足が綺麗に見えるチェックポイント
●O脚の人は、”毛深い”ってほんと?!
●外反母趾用の靴ではありませんが、靴の紹介

★良い靴の選び方
足裏って、ものすごい神経密度が高いところです。脳も足裏の神経とつながっているエリアがとっても大きいんです。なぜかっていいますと、人間が現在のように靴をはいて歩くということは人類の長い歴史からいいますとつい最近です。靴をはいていないときには、直接足裏が傷ついてしまったりしたらすぐ歩けなくなってしまいます。走れなくなります。いっきに運動性能が悪くなってしまい、野生の中では生きていくことができなくなってしまうのです。よって足裏には大変多くの神経が行渡りまして、足裏の反射区療法・リフレクソロジーなどが全身にまで及ぶ効果が出るのですね。
それゆえに足裏や爪先などが窮屈な靴や、足に合わないものなどがはかれていたりしたら半日それを履き続けたら歩きかたがぎこちなくなり悪いパターンの歩きかたが身につくことの原因になりかねません。かなりシビアに考えておいた方が絶対にいいとおもいます。腰痛の原因や肩こりなどから、ときとして古い他人のサンダルを借りてはいていて体のバランスがぼろぼろになってしまったなどという泣くに泣けない話を聞くことがあるんです。
反対に自分の足に合う靴をちゃんと履いてみると、それだけで腰痛になりやすかった方が大分良くなって行動範囲がいっきに倍になるということも多々聞きます。
  1. 足の甲の部分が深く、足にフィットしているものを。ここが浅いと脱げやすく知らず知らず「指上げ歩き」をしてしまい、中足靭帯のゆるみの原因に。
  2. 踵はカーブが足にフィットし、角が丸いほうがいい。踵に沿ったカーブで、脱げにくいものを。
  3. 靴底に弾力性のある素材を用いた靴を。
  4. 爪先は丸く、内側に幅も高さも余裕があり、上向きのものを。
  5. 足の裏に接する面が立体的でアーチがあること。

  6. かかとを靴にめいっぱいつける
  7. 座ったままではなく必ず立って選ぶ
  8. 足指の先と靴の間が1〜1.5cmは余裕がほしい
  9. 座ったままのときの余裕と3〜4mm異なるから注意
  10. 紐靴の場合は、痛い一歩手前までしっかりと結ぶ。
  11. 10歩、20歩と歩き回る
  12. 爪先が靴に当たらないか、足の回りに圧迫感、痛みがないか


★ フットケア

  1. 足全体を使って歩くこと。
  2. 1日1回15分の足のマッサージをして足の血行を促進。
女性はハイヒールなどのかかとの高い靴を履くので、足にかかる重心が踵にかかります。それは足の裏全体を使って重心を分散させるように作られているのに、その一部分のかかとだけに過剰な重心を与えることになります。-ハイヒールは足にとってよくない靴です。


★悪い歩き方

膝を伸ばしきって歩く歩き方、指上げ歩き 、ペンギン歩きなど


●指上げ歩き

正しい歩き方だと、足の裏の3点で体重を支えるため
安定していますが、指先を浮かせて歩く「 指上げ歩き」をしていると、体重を2点で 支えるため不安定になり、自然と前屈みの 悪い姿勢になるばかりでなく、次第に体中に 悪影響を及ぼします。 靴を履いているときは足指をあまり使わないので、 指の付け根部分の機能低下を起こします。 それにより踵から重心を移して歩く癖がつきます。 これを長年続けると、踵からの衝撃が腰や膝にきます! <衝撃性軟骨障害、腰椎分離症ヘルニア、変形性膝関節 ペンギン歩き ペンギン歩き ハイヒールを履いていると、腰を反らせてしまうだけでなく、足先が圧迫されるので足の指の付け根で歩くことになり、けりだす度に足先が外側に流れる「ペンギン歩き」になってしまいます。足腰の痛みや肩こりに悩むOLの典型的な歩き方です。

●ペンギン歩き

ハイヒールを履いていると、腰を反らせてしまう だけでなく、足先が圧迫されるので足の指の付け根で 歩くことになり、けりだす度に足先が外側に流れる 「ペンギン歩き」になってしまいます。 足腰の痛みや肩こりに悩むOLの典型的な歩き方です。 ペンギン歩き ハイヒールを履いていると、腰を反らせてしまうだけでなく、足先が圧迫されるので足の指の付け根で歩くことになり、けりだす度に足先が外側に流れる「ペンギン歩き」になってしまいます。足腰の痛みや肩こりに悩むOLの典型的な歩き方です。

★外反母趾で靭帯性外反母趾の定義

中足靭帯(横アーチ)が緩んで親指が小指側に曲がってしまった状態

★外反母趾矯正

足の裏を地面につくことによって人は立つことが可能となります。
外反母趾という状況は、足に合わない靴をはいたり、ヒールが高いものをはいたり、脚部でいえば大腿筋部分が強くなりすぎますとつちふまずができなくなってきてしまいますので(それにより脚部がO脚ぎみになります)、それによりバランスが悪い状態で体を支えることとなりなりやすくなります。
外反母趾につきましては最近女性でヒールが高すぎる靴やパンプスの 幅の狭いものなどを履く方は別として、それ以外では外反母趾になる方の身体的な 特徴をチェックしてみますと、多かれ少なかれ骨盤の異常が見うけられます。
それと同時に私どもボディワーク系の考え方で言いますと、しっかりと地面に対し て垂直に内骨格で立つことができる状態かどうかをチェックします。私どもはそれ を地面に対してのアライメントが正常かどうか・・・という言葉を使わせていただ いております。

たとえば簡単に言いますと、足の裏への体重のかかりかたが足の踵に80%で爪先の方に20%というバランスが理想的です。
体重計を2つ使い足の爪先に一つと踵に一つという形で計測してそのような体重の比率になりましたら、かなり垂直に立つことができるようになり足の裏に対してのス トレスが理想的な状態になったことの一つの条件を満たしたことになります。
足の裏は次のあしうら部分があるかどうかが大切。@踵の真下部分、A足の親指の付け根より少し下の膨らみ、B足の小指、薬指の付け根より少し下の膨らみがあるかどうかをチェックする必要があります。
そしてもし例えば土踏まずがなくなってしまっていることにより偏平足になっていたり、中足靭帯とよばれる前から足をみるとアーチを作っていなければならないところが萎えていたりしますと、外反母趾は治り難い状態といえます。
まずはご自身の足に合う靴を選択されることと、外反母趾を引き起こし難いように脚部全体のケアが必要となります。例えばタオルを床に広げて足の指でたぐるような運動をしたり、キネシオテープによるサポート、そして歩き方自体を大腰筋を使ったもので爪先に負担がかからないようなものに変えて行くことが大切です。


ちなみに爪先の方に体重をかけすぎて立っている方が多いのですが、そのような立ち方ですと中足靭帯もつぶれてまったいらになりますし、体の筋肉を内骨格で支えているということにはならず、立つためにちょうどたこが立つときにからだの筋肉だけ て直立しようとしてからだを仮託して立つのと同じ状態になり、いつも筋肉は過度 に緊張した状態になります。
その時にすねの前部と大腿筋という筋肉を過度に使いすぎる傾向が強くなりますので、O脚になりやすいのですね。ということですのでしっかりとアライメントを整合させて直立してたてるような能力が身につきますと筋肉の常時おこなわれている過緊張状態が緩和されてきます。
それに、内骨格によってうまく筋肉をハンガーできるようになりますとそれまで感じたことがないほど筋肉の緊張が直立状態で抜けるようになってきますので(筋肉で立つ必要がなくなりますので当たり前なのですが)脚の全体に対しても非常によい傾向がうまれてきます。

補足ですが、立っているときや歩いているときに足底から常に刺激を受けていまして、その刺激は体の全身隅々まで行渡り、人体を癒してくれています。それを”足底全身反射”といいます。この反射は大変健康を維持するために大切なものであり、ときとして硬化した膝や骨盤、みぞおち、肋骨部位などによりマッサージとなるべき刺激がブロックされて人体全身のマッサージが行き届きません。そして当然のように歩きかたがぎこちなく力みの入ったものとなる外反母趾ですと、その足底全身反射がおこりにくい状態となり、身体を常にマッサージすることのできる状態から遠のいてしまうこととなります。
★足は足の指と足の裏全体を効果的に使って、 立つとき、歩くとき、走るとき、余分な負担を出さず、安定を保ち、衝撃やねじれを吸収し、体重を移動させ、スムーズにむだなく動かすことができます。
外反母趾・指上げ歩きをしたり中足関節(横アーチ)が緩んでいる人は、下半身太りに横アーチの乱れが身体の歪みへ進み、その歪みが筋肉太りを起こさせた結果。

→横アーチを軽くしめると、ふくらはぎや太ももが痩身テーピングとともに股関節の柔軟性を確保するため開脚運動を併用しましょう。



少し専門的なO脚のチェック
  1. 直立したとき、膝頭が内側を向いている。
  2. 内踝どうしつかない。
  3. 両膝同士も3センチ以上あいている。
  4. 股関節が固く、開脚運動(また割り)ができない。
  5. 開脚して、後ろから誰かに背中を押してもらうと、悲鳴を上げるほど痛い。
  6. 外反母趾があり、特に小指が内側に曲がっていて、小指の裏や足の裏の小指の付け根のところが分厚くなっていたり、タコができたりします。
  7. 靴の外側が減りやすい、さらに背中が張ります。

★O脚についての詳細をご説明します。

体の構造で言いますと、O脚になっていれば大腿筋という太腿の前部にある 筋肉が過緊張になっており、それによって下方に脊柱起立筋や腰方形筋などの腰痛 を引き起こす腰の筋肉を過緊張にさせていくことが考えられます。
またO脚になりますと踵に直接的に衝撃が伝わるようになります。
それにより体の中心である仙骨や腰の筋肉にダメージを与えるほどの衝撃を与え続 けます。
また内臓がウエストのくびれるべき部分が硬直化したり内臓が前に突き出してしま い内臓が本来あるべきスペースを確保できなくなったり、位置がずれることにより 機能が制限されることが同時に伴います。
それを排除するためにはO脚にしたもとの大腿部外側、脹脛外側と前面の筋肉の筋 肉の筋肉同士の癒着をはがしていかない限りは思ったように体の変化は起らないも のです。
他、HPに書きましたように大腰筋のウォーキングへ歩き方を変えない限り再度O 脚になりやすい状態です。
それらあまり器具などを使わず正確に個々の体を体型・動きなどにより分析して的確 な筋肉を解放するためのアプローチ方法を選択し、体の歪みをとり、筋肉が本来あ るべき非常に柔らかい状態にしていき、同時に日頃の生活を送るときにより機能的 にリラックスできるような姿勢や動きかたなどをアドバイスしていき、再度ワーク を必要にしなくてもよいようにすることを目的としています。

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正常な脚部の筋肉では例え大腿筋が発達していてもその大腿筋は坂道や階段を登ったり降りたりするとき以外は非常に柔らかい状態をキープします。そして同時に内転筋という内腿の筋肉が足の使い方がうまくなると自然に発達してきます。この内転筋が発達することにより、本来は上図で観察できますように大腿骨は股関節の部分から下がって膝に行くまで内斜めにまがっています。そしてその内股に内転筋が奇麗におさまっています。ですので過緊張の大腿筋を手放して、美しい内転筋を手に入れることがO脚をクリアしていくためのキーになるわけです。
大腿筋を筋膜の癒着を深部まで解放していける筋膜解放テクニックは大変O脚の改善に役立ちます。 まずはある程度大腿筋や腰部や臀部の筋肉、その他様々なコウシュクしている筋肉群を解放していきます。その解放させていくことができなければちょうどからだのなかにギブスを抱え込んでいてうまく歩けません!


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O脚を解消したいのでしたら、立ち方や歩き方を改善する必要があります。上図では、左の立ち姿では身体の上半身が後ろにそっているため大腿直筋に力を入れて支えています。右の大腿筋を使った歩き方では、もともと大腿筋とは坂道や階段を上ったり降りたりするときに使う筋肉で、平地を歩くために使われる筋肉ではありません。身体とは筋肉ごとにあった使い方というものがあります。それを間違えて使われ続けますと、過剰な筋硬化を引き起こし身体を歪めます。そして大腿筋とは人間の身体の中の筋肉でも1〜2位を争うような太い筋肉でありますから、その太い筋肉が歪むということは全身のバランスをも容易に崩す結果を導きださいます。その改善というプロセスがなく、ただ脚部の筋肉をゆるめただけでは、また自分の身体の使い方の誤用により、新たな大腿筋の過緊張を招きます。それではまたO脚へと逆戻り。いたちごっこですよね。でも、立ち方、歩き方という基本的なものの中に身体をコントロールして美しく機能的に運用していくためのエッセンスがちりばめられています。それを身に付けたときに新たなすばらしい自分自身の身体との対面となるでしょう。これをかなえることが私どもボディワイズの身体改善の実績を上げている秘密です。

★X脚について。

X脚になる原因の一つに、脚部の筋肉バランスのずれがあります。
特に外側の大腿筋部分、内転筋部分などによって現れる過緊張の靭帯が膝関節部分に影響を与えます。
膝関節が”外反膝”という内側に向かい、膝下が外反してしまいます。
このときには骨盤自体のずれなどが同時に現れることがありますので、膝関節の調整と同時に足首や股関節などの解放から骨盤までチェックをおこない、どちらの筋肉が余計についてしまっているかどうかを理解し対応して行くことが必要です。
単純に膝の関節だけが真っ直ぐになればよいという形で一時的に矯正したとしても、時期にもどってしまうということをよくきくのは部分的にだけバランスを取ればよいというのではなく、脚部全体の状態や、立ち方歩きかたまでの改善までおこなわなければならないと考えております。

★足底板

歩行と姿勢をよりよくし、健康を維持するための靴の中じき。
外反・内反を足底板を踵部分に引くことにより正常なポジションに矯正するもの人の顔が全て異なるように足の形もそれぞれ異なり、非常に個性的です。それなのに靴に関してはオーダーメイドをする人は、極限られた一部だけです。

つまり現代人のほとんどが、足に靴を合わせるのではなく、靴に足を合わせているのですね。
これでは足がかわいそうというより、長く使用していては足がゆがみ、外反母趾だけでなく、さまざまな下肢の病気をうんでしまいます。

足は、地面との接点(アライメントポイント)であり、そのアライメントのずれは、上にのっかっている体全身に必ず顕著な影響があります。


★理想の脚と比較するチェックポイント
  1. ヒップポイント=身長×0.54
  2. 太もも=身長×0.31
  3. ふくらはぎ=身長×0.2
  4. 足首=身長×0.12
  5. 股下=身長×0.47

★足が綺麗に見えるチェックポイント
  1. ヒップの頂点が高い位置にあると脚は長く見える
  2. 太もも・ふくらはぎは →なるべく高いポイントに一番太い部分が 位置するときれいに見える。
  3. 足首は太ももやふくらはぎからの起伏がここできちんと しまって見える脚が美しい。

●O脚の人は、”毛深い”ってほんと?!

・おそらくホルモン分泌のアンバランス
新陳代謝が正常におこなわれていない不定愁訴状態へ



●外反母趾用の靴ではありませんが、機能的で足にやさしい靴をお求めの方へ。
自由が丘にあるアシックスの歩人館のシューズは価格が手ごろ(¥9.000 〜¥25.000程度)ですし、足のことをよく考えてあるように思います。
なお、価格が手ごろでおすすめの靴屋さんがあったらぜひ紹介してください。よろしくお願いします。
踵にかかる衝撃
歩くとき・・・体重×役1.25倍
ジョギングのとき・・・体重×3倍
指で地面を蹴ったとき
→動脈血の毛細血管が広がり動脈血液は下に流れます。
踵で着地したとき
→脚の筋肉が収縮し静脈血の毛細血管が筋肉に絞られて静脈血液を上に押し上げます。


改良された靴が足の裏を過保護にしてしまいますと、靴の75%は、血行障害を起こすことになるそうです。
現代の足の健康を阻害する要因は次のものがあるでしょう。
平らな舗装路(足の裏のマッサージ効果が無い)
底のあついシューズ(血行促進が無い)
足を締め付ける靴(足が酸欠を起こす)

人間のからだは歩くときに生じる衝撃を仙骨に感じ、この刺激で健康体が保たれる仕組みになっている。
青竹踏み、健康マット、健康サンダルとう、足の裏を刺激し、血行を促進する用具はいろいろありますが、長時間にわたり使用できません。
ブレードの弾力性を水の動きが緩和しますので、無意識に長時間継続して履けるような構造になっています。

運動不足の不健康な足は、毛細血管の機能が低下し血行が悪くなっています。
運動している健康な足は、毛細血管の機能が活発で血行がよくなっています。


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★ フットケア
★悪い歩き方
●指上げ歩き
●ペンギン歩き
★外反母趾で靭帯性外反母趾の定義
★外反母趾矯正
足に負担がかからない方法
★O脚チェックポイント
★足底板
★理想の脚と比較するチェックポイント
★足が綺麗に見えるチェックポイント
●O脚の人は、”毛深い”ってほんと?!
●足底板についての情報
●外反母趾用の靴ではありませんが、靴の紹介

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