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■2000/08/22 (火) ★体を意図的に弛ませる:フェルデンクライス--1

身体をゆるめること、弛ませること。それが大切。
効率的にからだをゆるませる方法にフェルデンクライスメソドがあります。クライアントの方々にも「だまされたとおもってやってみて!」といって促す。しかし、本当にやってくれる方は、ほんとうに一握り。

なんだかゆっくりとからだを動かしていくパターンは、一見ストレッチのようでもありまったく異なったものだ。筋肉トレーニングともまったく概念が違う。身体の使い方をスムースにするためにはどうすればよいのかを学んでいくもの。その学んでいく過程でしだいに筋緊張が解放されていきます。
そして徐々に

自律訓練法やストレッチなど様々な筋緊張を解放する方法を実際に試してみたところ、個人的な話しになるかもしれませんがやはりフェルデンクライスメソドのワークが一番効果的。おそらくある程度筋膜の解放が進んだものが行うことがよりその効果を感じることができる条件になるだろう。それは身体の硬すぎるクライアントがフェルデンクライスメソドをチャレンジしてみても、筋肉の効果によって起こされる神経の麻痺により、ピュアに筋感覚気付きをえることが困難だという証言が多い。筋膜解放テクニックとフェルデンクライスメソドがワンセットになるとき、飛躍的な身体の改変を推し進めることとなると言われる。それは本当だと、僕は体験を持って感じている!

フェルデンクライスメソドは、そのワークをする前に大切な身体の動かし方の心構えを教える。このことはおそらくフェルデンクライスの書籍を先に精読しておくとよい。

かかる時間は40分から1時間程度。呼吸が深くなり、終了間際は頭がボーッとしているが、その後頭がすっきりする。体の緊張はぬけていき、身体の動きが徐々に洗練化されていくことにより新しいレベルの身体能力がついていく。

■2000/08/22 (火) ★体を意図的に弛ませる:フェルデンクライス--2

からだを使うとき、より合理的な動きを見つけていくときには、体を動かすときに体の中心部分をとおる協調した動かし方であること、動きをイメージでコントロールして伸筋がスクリューのように螺旋を描きながら伸び上がっていくこと、呼吸と動きがマッチしてお互いの助けを最大限引き出すこと、そしてコアの太い筋肉群を使い筋肉が持久力のある運動を行いよりパワフルに動くときには筋肉の骨を支点としたてこの原理を見つけていき、最後に”体の重み”を利用すること。そしてそれを繰り返し新しく合理的な体の動き方を神経レベルで体験を通して学んでいくこと。

また私がイメージワークを初めて理解できたのはフェルデンクライスメソドのおかげです。力みがなくわずかでかすかな動きにより筋肉の機能の分化を繊細に感じる力を得られました。これはすばらしい私の身体の動かし方のレベルが向上するきっかけになりました。ちなみに僕は西野流呼吸法に天遊という呼吸法があって、それを頭の中のイメージで動かしながら呼吸をそのイメージに連動して行います。実に不思議と感じられるほど、実際に天遊を体を動かして行うよりもずっと大きな効果が出ていることに気付きました。これに気付いたときはさすがに驚きを隠せず興奮した記憶があります。フェルデンクライスメソドのレッスンの中ではよく「ではいままでやった身体の動かし方を、今度はイメージの中だけでやってみます。体は使いませんが、そのイメージだけでやったほうがより効果的に動き身体に変化が出てくることに気付きます」という、何度も何度も出てくるフレーズがあります。しかし僕にはそれがなんだかよくぴんとこなかったというのが感想でした。「・・・そういうものなのだろうか」だけでした。でも、実際にたまたま天遊でイメージだけで行ったときの呼吸の深さや体の緊張した情報のぬけ具合は驚異的にさえ思えました。そして他のからだの動きにもイメージワークを導入していくことで、ただ横になるだけで様々な今まで使ったこともない筋肉を目覚めさせ、よみがえらせることが可能です。それが目下の私の課題です。

■2000/08/22 (火) ★体を意図的に弛ませる:フェルデンクライス--3

イメージが身体の使い方を工夫することで、驚異的なリハビリテーション効果をも発揮させてくれます。こちらへの分野への進展も大切だと思いませんか。このイメージワークの要領が分かれば、今まで使われていなかった神経組織へ刺激を与えます。それとともに使われずに未分化であった脳が開花していきます。フェルデンクライスメソドを開発したモーシェ・フェルデンクライス博士の書籍の中で奇跡的な身体の改善が行われた現場がかかれている。世界各国から彼のところへフェルデンクライスメソドを受けにくるクライアントが後を絶たない。モーシェ・フェルデンクライス博士ご自身、柔道などの激しいスポーツをしていたことにより自らのからだを壊し、いかなる医師への助言を求めても絶望的な答えしか返ってこなかった。それで、もともとフェルデンクライス博士は第一線で働く物理学者でもある。アレクサンダーテクニークを参考にしたり自分で身体の使い方を研究する末、自力で健康を取り戻した。そして4000以上ともいわれるフェルデンクライスメソドトレーニング項目が開発された。

ぜひボディワイズを受けてみて筋膜レベルでの解放をした後に、ネクストステップでフェルデンクライスメソドにチャレンジしてください。
ここまですばらしい効果があるよ!とお伝えしてしり込みをするのはきっとなにか大切なものを勝ち取ることをためらうこととなります。がんばってくださいね。ちなみにフェルデンクライスメソドでYahooなどで検索をするといくつものフェルデンクライスメソドを教えてくれる教室などを知ることができます。一度実際に通われてみるのもよいでしょう。

また参考図書として以下のものをお勧めいたします。

(1)
書名:フェルデンクライス身体訓練法
著者:M・フェルデンクライス
訳者:安井武
出版:大和書房
価格:2400円+消費税

(感想:かなり専門的なことまで突っ込んで書いてあります。写真が多数。)

(2)
書名:からだと心のマネジメント
著者:深沢悠二
出版:ブックハウスHD
価格:1500円+消費税

(感想:初心者にも読みやすい。レッスンもやさしい内容がメイン)

■2000/08/21 (月) ワーククォリティと予約順番待ち・・・1

ボディワイズのワークのクォリティについて他の治療院等と比べてみる必要はないとおもう。

必要なのが自分自身との戦いであり、その限りなき成長。

だから現在一人のワーク時間がHP上では2時間と発表しているが、ゆうに3時間を超えることがほとんどなのだ。それも休みなくワーカーは動き続けての密度の濃いワーク。

結局は自分でどうにか妥協なきワーククォリティの追求をするため。もちろんクライアントの方々についても、多くの他の施術院ではこれは治らないんだと言われたものがあっけなく解消されていくということも事実として多い。人のからだとは例えば50代のクライアントで、身体の不調が子供のときからという方の場合には、40年以上もの身体への負担が例えば筋膜の癒着という表現や運動神経や姿勢を正しくキープしていくことのできる神経などの能力を大きく減少させるなどのものを改善されていくことは、クライアントが考える以上に困難なケースも多い。

その困難に立ち向かうことは非常に多くのワーカーのクライアントに対しての観察力と柔軟で進歩的でフランクな考え方が必要です。そして現在の私のメインにしている筋膜解放テクニックは恐ろしいほどの体力を消耗させられます。その上で対応していくという、肉体的にも精神的にもかなりハードなもので、結果的にクライアントが10回のワークを終ったときに、初めてこちらにこられたときとの改善された姿を見て疲れも癒される次第です。

蛇足ですが、ワーカーの努力に見合うぶん、「ここまでしたのになんら改善がない!」というケースは、いままで私は経験したことがありません。

それゆえに予約順番待ちという制度で、一日に3名までというハイクォリティのワーク提供をできる体勢とさせて頂いています。

■2000/08/21 (月) ワーククォリティと予約順番待ち・・・1.5

しかしそこには予約順番待ち制度は欠陥があります。
そして私の最大の悩みがあります。

ワークのクォリティを上げていけば、次のクライアントへのハイクォリティなワークが提供される。それは3年前のクライアントが受けているワークよりも現在受けているクライアントの方が格段にハイクォリティのワークを受けていることを意味します。(僕は一日にワークテクニックを最低3つ以上のチップテクニックのペースで学習し続けています。それは確実にワークレベルを向上させます。そして日々新たな気付きを得てワークに対しての深い読みも備わってきます。)

でも・・・。
過去、お一人予約順番待ちにお並び頂いていたクライアントの中に、大変重い病になられている方がおられました。一度だけその方とお会いできるチャンスがあり、その方の人となりに大変よい印象を受けていました。ですので実際に予約順番が回ってきましたら、私でできるだけのことをしていこうと本を図書館で読み漁りましたし、関連するメールマガジンをとってみたりメーリングリストで情報を集めたり、信頼のおけるワーカー仲間に情報を得ていったりとやっていきました。結局のところ、これで絶対に対応できる!と自信が出るまでにはならなかったのが現状でしたが、やれることだけはやって最大限の努力をし提供する心構えはありました。

体質レベルで身体の状況を変えていかなければならないからということで、例えば冷え性で陰性のクライアントが恒常的に改善したり(一時的改善ではないです!)、低血圧で血圧の上が80台のクライアントを平常の120台までへと引き上げる、頭蓋骨への安全なアプローチメソドを積極的に取り入れ成果をだすなどから、他僕自身も驚くような成果も事実として出ています。(ことさらにクライアントには告げませんが、これがこのクライアントの方の一生を左右する身体の改善がなされた瞬間だと感じることもあります。なかにはそのことの意味を気付いておられるクライアントがおられまして、結果的にそのような方はワーク終了後の身体の変化がスムースですし、自分の身体と向かい合うことができる積極的な方が多いように見受けられます。)日々のワークでもそのお待ち頂いているクライアントの方への助けとなるものを臨床にて研究し続けていました。自分の汗と努力で書き留めていった僕が一番確信できるデータが手元に高く積まれていきました。

■2000/08/21 (月) ワーククォリティと予約順番待ち・・・2

そしてどうにかこうにか日々がんばってそのお待ちかねのクライアントの方に予約順番待ちがあけたことのお知らせをすることができました。そして後日その方からではなく、親類の方からメールをいただきました。そのメールには残念ですが、すでにおなくなりになられましたとの内容でした。私自身、ほとんど腰砕け状態でした。私自身のケアでどこまでその方へ対応できるかは、不可能なところも多いだろうということは理解していました。現代医学の先端での治療を受け続けている方で、その上にちょっとボディワイズって身体によさそうだからうけてみようかなという感じだったのかもしれません。でもその日から1週間夜になっても全く寝付けませんでした。ショックでした。。。

それ以降、一日に3名の受付、ということに対応人数の限界を感じています。

インターネットのみでのPRをさせて頂いている関係上、予約順番待ちにお並び頂いている方が少なくなればそのときにメールマガジンに投稿させてもらったり、検索サイトに新規に登録させてもらうということで、これをまめにしていけば多くの方々にボディワイズを知って頂くチャンスがでてきます。私としては、ぜひはともかく私自身一生懸命に研究したことの成果をHP上で発表させて頂くことも多く、より多くの方々に観て頂きたいと願っています。そして「へぇ〜。このような考え方があるんだな。」と少しでも参考にして頂ければそれで充分、僕的には満足。そして大変ありがたいことになかには予約順番待ちに登録して頂ける方もおられます。

そしてそのなかにはかなりの身体的な状況が悪い方もおられるようです。そうすると、以前のことを鮮明に思い起こします。この順番待ち制度を取り入れている以上、お並び頂き続ける間に体調の変化がでてということも考えられます。しかしその方を優先させることにより他のクライアントには2〜3年以上お待ち頂くことになるかもしれません。その2〜3年お待ち頂く中で症状が悪化されていく方も多くおられるということも予想されます。事実、現在お待ち頂いていた方がワークを受けられるように順番が回ってこられたとき、もうちょっと速く順番が回ってきていればと思われることがあるからです。

■2000/08/21 (月) ワーククォリティと予約順番待ち・・・3

思うように運営していくこと、それは難しいものですね。
でも、どうにかして一日三人までという人数制限を緩和して、一日7名までとしていかなければ動けないというところがあります。表計算ソフトで様々なシュミレーションをするとそう結果がでます。そうすれば順番待ちでお並び頂く日数がやっと半減するのです。

しかしそうなると一般的な一名1時間前後、正味50分程度のワークにしなければならなくなるか、またはブロックテクニックのような器具に頼り2名同時にということになります。それはそれで悪くない対応なのでしょうが、僕としてはやはりFace to Faceが基本です。そして同時にクライアントからの情報量が減少することによりワーククォリティも落ちます。何気なくクライアントとの話している「どんなスポーツをしていたの?」とか、日頃の仕事をしている姿勢、その他、行動のワークによる身体の使い方のブラッシュアップ時のやり取り、それが多くの身体状況をより適確に改善していくヒントとなります。

いろいろ先を予想して読みながら適確に動く慎重派の私ですが、いつか自分の理想や信念を現実という重い負担に負けそうになります。

私どものことを気にかけてくださった会社の副社長をされているクライアントの方より「ハイクラスのクライアントのみにクライアントを特化したほうがいいですよ。鈴木さん。そして現在の丁寧なワークを続けてくださいよ!」とアドバイスをいただくこともあります。その方には貴重なアドバイスをいただき大変感謝しております。現実問題として、後日、私ごとですが結婚などにより扶養家族を持つこととなれば、自分自身の生活費を切りつめていけばいいという状況から変わらざるおえません。そのときには否が応でも現在のシステムでの運営は不可能です。それは残念ながらはっきりしています。でも、できるだけハイクラスのクライアントのみを対象にしてという形態ではなく、私のワークテクニックをより多くの縁のあるクライアントとシェアできることを望みます。

新たなブレークスルーが必要ですね。

■2000/08/19 (土) 西野流呼吸法★

クライアントのご夫婦で、西野流呼吸法の道場にお通いの方がおられます。その方からいろいろな情報をいただきました。大変お世話になっている次第です。

個人的に西野流呼吸法はお勧めです。
自分自身で西野流呼吸法の本を買ってみたりビデオを見てみたりで一度呼吸法をトライしてみました。実際にやってみて身体がリフレッシュしていく感じがつかめます。ときどき時間のあるとき、アイデアに詰まったときに行います。呼吸が深くなり、集中力が上がったことが実感できます。

本当は毎日30分程度行うことを勧められているのですが、なかなかそれがかなえられず突然思い立ったように行うという感じです。そのときの行うメニューは決まっていて
@かりんAてんゆうBえんてんCおうちをやって終了。
だいたい時間にして15分です。

本やビデオで見るだけではどのような感じの呼吸法なのかがピントこないとおもいます。それに絵・写真を見ながら動きを真似るということは大変に難しいことです。
気功法を以前にやった事があったり、太極拳をしていたりなど呼吸と身体の動きをリンクさせているトレーニングをしたことのある方、またはクラッシックバレエをしたことがある方にはなじみやすいでしょう。
「えっ、何でクラッシックバレエ?」と言われそうですが、バレエを行っているクライアントに西野流呼吸法のビデオを観て頂いたら「はぁぁん、これは足のポジションが1番で、4番でプリエ・・・」とすぐその動きを再現してくれました。私にはちょっと不思議な感じでしたが関連性があるんですね。

西野流呼吸法をおこなっている女性で、かなり大変な生理痛が痛みがなくなったり、アレルギーがおさまったりという効果がありました。しかし、私がその方のボディチェックをすると、身体的には歪みやずれがいまだに現存していて痛み等が当然のように起こってしまう状況でした。それなのに痛みや症状が改善されてしまった。身体の中には、身体の歪みだけでは健康をかたり尽くせない様々な要素があります。確かに西野流呼吸法がそのかたり尽くせないものの一つをもっていたということなのですね。

僕自身は西野流呼吸法の渋谷の道場の前まで行って、道場の中には行っていく方々を1時間くらいずっと目で追っていたことがあります。大変晴れ晴れとした方が多かったように感じました。

チャンスがありましたら一度トライしてみてくださいね。

■2000/08/15 (火) デスクワークの多い方へ★

デスクワークが多い方は、椅子に座った作業のときにの姿勢に注意をしてください。

●脚を組んではいけません
----------脚を組むと、脚長差が誇張されます。つまり左足を上にして組んでいると左足が長くなり、左の臀部筋が硬くしこりになります。これは気付かないうちに身体を大きく歪める原因となります。左脚を組んで次に右脚を組めばいいという問題ではありません。また正しい座りかたにも留意してください。前傾姿勢や猫背、そりながら座るなどは避けましょう

●適切な椅子クッションをおきましょう。理想でいいますと、低反発型のマットを椅子クッションとして引き、そして背中にはバックハガーを引いて腰の支えをよくします。ぜひ工夫してください。テンピュールの安眠枕を椅子のクッションに使って座ってみたのですが非常に快適で疲れにくかったです。絶対お勧め

●ディスプレーに顔が近づいていきやすいので、PC環境などは十分に注意してください。マウスを持ちやすいものにする、マウスを持つ手首の下にマットをひく。キーボードの前に同じくマットを引いてキーボードを打ちやすい高さに調整する。

●できるだけノート型パソコンでの作業は避ける。
ノート型パソコンをデスクワークのメインに使い続けていて姿勢が歪んでいかなかった方をあまり知りません。特に長時間使い続けるのだけは気を付けてください。かならず1時間おきにしっかりと10分程度のインターバルを取るようにしてください。また場合によってはフォントを少し大きめな状態にして使うことも考慮してください。

●個人的な話しですが、僕はマウスを左手で使います。以前は右手でしたが、機能的な作業を考えて効率を考えるとそうした方がテンキーを同時に打ちこみやすかったり、右手を使いすぎる偏重があるのを改善できました。そしてキーボードで文字を打ち込むときに、キーボードのA〜Zと文字を打ち込むキーを身体の真ん前に置くと、テンキーパッドが右側スペースにあります。そしてなおかつより右側にマウスをおくとかなりマウスを使おうとするときテンキーパッドを超えてマウスを持たなくてはなりません。それではワンテンポマウスを握るのが遅れます。それが左にマウスを置くと大変すっきりとした効率的なキーボードとマウスの居住位置となります。
ただし右手マウスから左手マウスにスイッチするときにはかなりのフラストレーションがありました。

■2000/08/14 (月) ★テンピュール安眠枕を使って−Good!!

以前より「どの枕が合わないなぁ」という不満な点があった。
まぁしょうがないか。最近枕についていろいろな情報が飛び交い、僕の頭の中で迷走している状態。
あまり高さのある枕を好まないので普段は薄いクッションを枕代わりに使っていた。

しかし先日テンピュール安眠枕を使いました。
そこで「なぁ〜るほど。なんでテンピュールの安眠枕が売れているのかがわかった。枕に15000円もかける気持ちがわかった」という感想。
使用した感覚は頭の位置が微妙に頭蓋仙骨治療でおこなうCV4という後頭骨の調整をして自律神経の流れをよくする状態を創りあげ、そして同時に呼吸を深くしてくれることが体感できた。そのことについては説明書にはただ「頚椎にいい」のような書き方しかされていなかったので大変嬉しいことでした。

そしてその枕を使って目覚めたあと、いつもの目覚め以上に爽快であった。個人的に良い枕を使っているからきっとよい効果が生まれるのだというプラシーボ効果を考慮しても十分、それ以上の効果があるように感じられた。

不眠症の方の場合は、精神的な不安や恐怖によって起こるケースもおおいいのですが、頚椎の屈曲が強すぎて自律神経の高ぶりがおさまらなかったり、呼吸器機能が弱く副交換神経の支配下の呼吸では十分な酸素を摂取できなくなって起こされたりなどのケースも多い。その様な方にもぜひ試して頂く価値はあります。

私は、業者より仕入れましたので幾分かは安価になり、この様なときは「体関係の仕事をしていてラッキー」と感じます。また、テンピュールと同じような低反発ウレタンフォームでマシュマロのような感触のマッシュピローというものも同時に購入検討しました。こちらの方は広く医療機関用の枕として採用されているさわやかな綿・パイルカバーでやはり頚椎に負担をかけないデザイン。価格は15000円。こちらの方はあまりショップでは見かけないものですがなかなかよさそうなものなので最後の最後まで、「テンピュールにしようかそれともマッシュピローにしようか」と迷い続けました。次回はマッシュピローを購入してみます

深い睡眠は、豊かな人生を支える大切なもの
けっこう高額な買い物となりますが興味がある方はチャレンジしてみてください。
また購入希望の”お通い頂いているクライアント”がおられましたら、一度ご相談くださいね。少しかかなり得します

■2000/08/14 (月) ★グラウディングをするときの脊椎の関係

脊椎のシステムを観てみると、上方から脳→延髄→脊髄→仙骨周辺の神経群のように並ぶ。
この神経システムの根幹ともいえる一連が常に連結が良い状態をとらなければならない。
しかし頚部(7つの首の骨)が、いつもデスクワークなどで前につんのめっている状態であれば、延髄から脊髄への情報のやりとりがスムースに行きづらくなる。ちょうど私が以前映像関係の仕事をしていたときに注意をされた「そのケーブルを曲げないで!ケーブルがまがっちゃうと画像の電圧が落ちて使い物にならなくなるよ」というものと同じだ。神経のレベルに関しても、首の周りの筋緊張により神経の太さ自体細くなっているので自律神経系統の機能低下となりやすいそうだ。

そうかんがえるとまずは頭と首と背中の3パートが鉛直線上に立ち並ぶことが必要となる。そしてそのときに意識をする重要なポイントがスカイフックとよばれるものだ。スカイフックとは、頭の頂上・左右の耳を通って情報のつむじの方に伸ばした点(解剖学的にいいますと頚椎が生理的な曲線を加味した上で、頭部にその頚椎の流れの延長線上が頭蓋骨にあたったポイント)から糸を伸ばし、それを空中のフックからつるす。ちょうど空中にあるフックに引っかけますと”操り人形が空中につり上げられると自然に鉛直線上にそった真っ直ぐ立った状態になる”となります。それで鉛直線上に理想的に立てることが可能となるわけです。この時に自律神経系統がもっとも曲がりが少なくスムースな情報のやり取りができます。そして脊髄は背骨の中に埋め込まれているものですから、同時に背骨も一つ一つが生理的な曲線を保ちつつ(生理的曲線がある方がより強固な脊椎の支える力が発揮できます)鉛直線上に重なり合います。

特にアレクサンダーテクニークではH&N&B(頭ヘッドと首ネックと背中バック)との関係性に重視しています。このバランスを常にキープしていくことだけでも自律神経の流れがよくなり、呼吸が深くなり、頭部への血流量が向上します。そして確かにこのパートが整いだしますと全身の理想的な変化が促されます。顔のパートが整いはじめたり、理知的な顔つきになり、性格が穏やかになおかつ活発になります。

注:これらはいくつかのチェックポイントがあります。ご自身で手探りで行う場合、痛みや不快感などがでた時点で中止してください。

■2000/08/14 (月) ★横になってのトレーニング:グラウディングへ 1

いつもからだには重力という負荷がかかっている。
その負荷は、予想以上にからだに大きな負担としてのしかかっている。

先日、とあるバレエのレッスンスタジオで、一切立ち上がらないで横になった姿勢でバレエのレッスンをするところがあると聞いた。大変すばらしい試みで、そのレッスン効果も高い。例えば3年かかってもまだまだの躍りかたの人が多い中、わずか6〜8ヶ月もあれば見る見る間に身体の動きがよくなって行く。
それは「重力との格闘」を手放したからだ。そしてバレエのプリエなどの”動き”に純粋に注目したからだ。

地球に対して垂直に立ち上る立ち方:グラウディングができない方には、重力は重くのしかかり続ける。この状態では、ある意味8ほん足のタコが立ち上がったはいいが、体の支えとなる骨を持たないため立つことに多くのエネルギーを費やすことで手も挙げられなくなることとにている。人間の場合は、さすがに手も挙げられるし歩くこともできる。しかしグラウディングができて、地球を例えば60kgの重さ(体重)でおし続けることと、地球からその人を60kgの力で持ち上げ続けることができればそれ以上のことがいとも簡単にできる。(地球と人間の相互に落ちる・引き合う関係を築くこと:ちょうど作用反作用の法則をイメージして頂くとわかりやすいだろう)
もともとこのグラウディングができなければ腰のそりが不必要に大きくなり腰部に大きな負担がかかったり、脚部に立つことでふくらはぎや大腿直筋の筋力を当てにしすぎて常に筋肉トレーニングをしている状態となる。基本的に腰痛が解消した、その他多くの肩こりや冷え性、その他もろもろが解消されるということは、うまくグラウディングが出来るようになったということで言い換えることが出来る。

クォリティが高い状態でグラウディングができると体が軽い。まるで空中を浮いているような、自分の体の重さがゼロになったような感じがしてくる。ちょうど足に羽が生えた状態で自在にコントロールができ、頭は空中に浮き漂う。

■2000/08/14 (月) ★横になってのトレーニング:グラウディングへ 2

私どものところで立ち方の練習をするときに、ほとんどのクライアントがグラウディング状態で立つことを意識したときに、重力の存在を強く感じからだがぐらつきはじめることを感じる。そのぐらつきはグラウディングレベルが上がるとちょうど1/fのゆらぎと同じものとなります。そして仙腸関節の解放が深くなりますとそのゆらぎの繊細さは増しそのゆらぎを感じなくなり始めます。(ここまでいきますと大変高いレベルでの立ち方が可能となります。一流のプロレベルの芸術家やスポーツ選手、または職人技が冴え渡るということとなります。)

注:これらはいくつかのチェックポイントがあり、専門的な知識を持ったものがその方の特徴を理解した上でアドバイスを加えることが要求されます。ご自身で手探りで行う場合、痛みや不快感などがでた時点で中止してください。また体全体の筋膜の解放レベルが高い状態での練習が、もっともこのグラウディングをスムースに身につけるための助けとなります。

■2000/08/10 (木) ★自らの身体を慈しみいたわる気持ち

体は使い倒すものではなく、「もうひとりのあなた」という貴重な友人とのコミュニケーションです。

ときとして体が腰痛や肩こり、またはそれ以上の辛い症状が出て「こんな身体、なんの役にも立たない!」と思うことがありませんか。

辛すぎてそう思う事もあるし、かえって体の柔軟性が富んで神経が非常に敏感になっているときに少しでも筋肉痛が出ると「信じられないほど鋭い痛み!いててて!」ということもあります。

こんなときに急ぎの仕事を抱えていたり、自分の立場上どうしても休んではおれず動かなければならないときもあるはず。そんなときに身体により精神的なダメージを与えるような言葉をかけることは得策だとは思えません。より脳波が荒々しく乱れ、痛みがより強くなります。それだけではなく、血液が心配や恐怖や怒りとともに酸化していきますので粘性を帯びていきます。それにより、確実に免疫力が後退し回復力は低くなります。

ときには「こんなに僕はこのからだを酷使し続けて、それに耐えてくれた末に痛みが出ているんだ。よくここまで耐えてくれたね。感謝するよ。ありがとう」と言葉をかけてください。
僕のからだは僕のもの、僕の精神と一体のものと感じることもあります。しかし自分の都合を優先し負担を強いて無理を重ねるなどのとき、「身体は動かなくなります」。自己防衛反応の一つなのでしょう。この自己防衛反応を無視しては暴走し自滅します。ちょうどオーバーヒート寸前の車を止めずになおも進み続けてしまうことと同じです。結果は、その無理強いのひとおしが取り返しの付かないことへ向かったり、また傷口を広げます。

そんなときには叱咤激励よりも、自分の身体を「もうひとりのあなた」として、感謝して、出来るだけのことをやってあげてください。優しい言葉をかけてあげたり、いたわってあげたり。それが一番賢明な行いです。
そのときにはじめて自己防衛反応である肉体の悲鳴としての症状が鳴り止むことでしょう。そしてスムースに身体が改善されその大きな変化を受け入れられます!

(ちなみに自分自身の身体を「もうひとりのあなた」として客観視し、うまく気持ちよく付き合うことが大切な「身体の操縦法」だと思う今日このごろです。)

■2000/08/10 (木) ★一つの怪我は、多くのダメージを必ず呼ぶ!-1

例えば自転車で転んだり、階段を踏み外して怪我をしたとしましょう。
足や腰、顔などを運悪く打ち付けたとします。
一般的には、足などに傷を負ってしまったときにはその傷を包帯で応急処置をします。そしてその傷がいえるまでできるだけ安静にするようにしているよう指示を受けるでしょう。ときとしてその応急措置で安静にしていて改善してしまうようなラッキーなケースも”まれに”あるでしょう。
たいていは体に強い打ち身を負ったり深く傷つけられてしまったとき、身体のバランスが大きく崩れます。
その様子をAさんの例で見てみましょう。

右足を打ち身。かなり強く青く腫れていた。顎・顔を打つ。頚椎にも痛みを感じた。事故後、すぐ医師の手当てを受ける。その後、めまいや立ち眩みなどの不快感などが感じられて1〜2週間経過。腰痛も発生。3週間後、少しづつその状況が解消されてきた。

ボディリーディングをするとき、以下のように解釈します。
「右足をうちつけ、かなり強い腫れがある」
・・・・右足は痛みにより、普段歩いているときに使わないようになる。棒のように突っ張ったような状態にして出来るだけ股関節・膝・足首を動かさないようにする。そうなると右足が動かない分を「左足がその動きをカバーする」。つまり左足がいつもの歩き方とは異なり酷使されることとなり、右足が改善するまで1週間かかったのでその期間、左足の筋肉は強く過緊張の状態と変わる。体全体を左足の動きや支えでカバーするということとなると、その負担率は体重60kg前後の人では、通常右足30kg・左足30kgとなるところを、右足10kg・左足50kg、そして動きが伴えばその踵や膝などにかかる衝撃を吸収するのにもかなり条件としては厳しくなる。また、かなりこの右足を怪我した場合の歩き方は特異な状態となり、その怪我が一定以上癒えた状態となったあとにもその怪我をおこしたときの歩き方を引きずっている。そのことをクライアントは気付いていない。
(この場合には歩き方を再度基本に戻して脚部の筋肉などの神経に教え込むことが必要。そしてそのまま放置してしまうと体の左右の脚長差が大きくなりバランスがくずれ腰痛や肩こり、背部痛を呼ぶ。)

■2000/08/10 (木) ★一つの怪我は、多くのダメージを必ず呼ぶ!-2

「顔を打つ。頚椎にも痛みを感じた」
・・・・ちょうどムチウチのような形で顎を打ち、頚部に負傷を負った。そうなると、このときに顎にできた傷を縫うことよりももっと重要な変化が起こる。軽度のむち打ちのような頚椎2・3・4のずれが認められた。それと同時に、無意識のうちにこの頚部のずれを首の筋肉群たとえば僧帽筋・肩甲挙筋・斜角筋・胸鎖乳突筋などが極度に硬く膨れ上がる。呼吸が浅くなる。そして後頭骨が下方にずれ、頭部へ流れる血液量が減少。めまいや立ち眩みとなりやすくなる。
(腰背部からの筋膜の癒着が認められる。それを解消。頚椎をカウンターストレインやCV4などのテクニックで歪みを解消。ときとして打ち身の場合、オステオパシー特有のエネルギーの弾道テクニックが役に立つ。)

一見、傷を作ったところのみをケアして過ごしてしまいますが、上記に挙げたように体のバランスが大きく崩れてしまっています。それは、事故や怪我をした後にボディチェックをしてみると、必ずといってよいほどクライアントは驚愕の声を上げます。「えぇぇ。なんでこんなところまで体に影響がでちゃっているのぉ〜」

そして実は3週間後には傷やそれからくる炎症は外的に見ますとおさまってきました。しかしながらその状況は詳細を見てみると、筋肉の歪みが身体内部に入り込み浸透しています。日々その歪みが出ている状況を続けますと、人間はその歪みが出ている状況でももっとも負担が少ないように体を使うよう無意識のうちに工夫した動きをとります。・・・しかしながらそのすばらしい対応能力・順応性も実のところ身体内部の歪みを解消させるべき機能を持っているわけではありません。結果的に、その事故などによって体の中に入り込んだ歪みは後々まで残り続けています。こちらのほうにもより積極的に目を向けてみる必要があるでしょう。
クライアントでワーク修了をされた方で後々まで響くような事故や怪我などの後遺症が気になる場合にはアフターケアのワークを受けてみることをお進めいたします。

季節柄スキーに行かれてムチウチなどになられて、、、というかたが多いのです。でも一度筋膜解放テクニックで身体の深部層の筋膜まで解放されていますと、「あぁぁ。つれぇなぁ。寒気がして!うぅぅっ」という状況がけろっと解消するケースが多いのです。

■2000/08/07 (月) 10時間のまどろみの天才★

このあいだNHKで、坂東玉三郎をみた。
彼は身体の使い方の天才的と絶賛されている。
その彼がいった印象的な言葉に、「僕は10時間は一日に寝ています」
かなり長い睡眠時間。なぜ彼が10時間寝る必要があるのだろうかと疑問を持った。
その疑問というのは、「おそらく彼の睡眠になにか彼の身体能力の秘密が隠されているはず」というものだった。

私は現在は睡眠時間が5〜6時間。数年前は連日3時間程度だった。

玉三郎が、肉体疲労を回復させるためだけに10時間眠る必要があるのだろうか?
彼のように、身体の運用能力に優れたものは、「最小限のエネルギー消費で、最大限のパワーを発揮する」という大変合理的なエネルギー消費が体内で実現できている。
そう考えると単純に肉体疲労を回復させるためだけではなく、彼はまどろみの中でなにかを得ようとしている、またはなにかをそこに見出しているのだろう。

ノーベル賞を受賞しているものには、睡眠時間が大変短くというキューリーのようなものもいるが、その実、大変睡眠時間を多くとるものが多いことに驚かされる。
その代表格がアインシュタイン。彼はまどろみの中でE=MC2という公式を導き出した。
他おもしろいところでは最近CMに出ているジャズの鈴木重子。彼女は「歌を歌っている間中、寝ています。歌が終ってから”おはよぉぉ”っていう感じ」といっていた。

彼らは一様に脳波が整ったΘ波やα波などの状態のときに、その真価や実力を発揮する。まさに、一般の人の考えでは到底知る由もない天才的な魅力に満ちた存在になる。

個人的な信念で、「睡眠時間を削ってでもがんばって、研究をしていかなければならない。仕事をしていかなければならない」と考えていた。そうしなければ成功は遠いと。(一生懸命に働け!そうじゃないといっぱしの人間になれないという強迫観念・思い込みがあるからだ)
しかしそれは自己を限定してしまう呪縛になった。かえって効率や能率が悪くなった。

一度は生活のリズムが落着いてきたらこのまどろみのペースでの生活を送ってみたい。
そのときに今まで脳内にインプットされた問題が、まどろみの中で統合されて解答がアウトプットされるものだろう。
玉三郎いわく。
「10時間連続で寝ることができないときには、細切れの睡眠でもよいから合計10時間の睡眠をとります」
その言葉が、妙に僕の頭の中でこだましています。

■2000/08/06 (日) パワーストーン★-1

ワーク中や普段の生活の中、いつも右のジーンズのポケットに数種類のパワーストーンが入っている。
小さいトルマリンが2つ。小石大のタイガーアイ。ちゃんとカットしてあるラピスラズリ。

タイガーアイはなんとなくきらきらとこはく色の金糸が幾本も流れているような美しさにひかれて持っています。なんとなくペットのようなかわいさを持ち合わせている石です。原宿のコスモスペースというパワーストーンのショップで気に入って購入。以前水晶を買ったんですがものの見事に1週間しないうちになくしたので、すでに購入してから2年近くなり付き合いがすごく長いんです。ちなみにタイガーアイを持つことによって期待できる効果は、「先見性がつき、金運が好くなる」とのこと。

トルマリンの小石は、もっていると「体の疲れが癒されるだろう」という自己暗示にも似たものです。実際にその小石で何かが起こるかといえばわかりませんが、でもプラシーボ効果のようなものがあります。様々なトルマリンの電気石と呼ばれるだけのすばらしいパワーがあるという紹介された本を読んでから持つことをお勧めします。またきっと本格的にトルマリンパワーを期待するならば、トルマリンを糸に塗り込んでサポーターを造ったものなどが売られていますからそれらを利用してみるとよいでしょう。けっこう高額な物が多いですが、知り合いのカイロプラクターの方が「消炎効果があり、関節痛や筋肉痛などにあれはいいぞぉ!」って勧めてくれました。それでもって母に、一応実験台という意味も含めてトルマリンシートという50cm四方のシートを6000円程度のものを購入してつかってもらっています。効果のほどはよくわかりませんが、気に入ってつかっているみたいです。
ちなみにトルマリンは週一度太陽光にあてることにより電気を帯びて強いパワーを半永久的に出し続けることができます。
最近キネシオテープにトルマリンの粉末がまぶしてあるようなものが販売されています。以前、トルマリンの粉末を買ってキネシオテープにまぶしてその効果があるかどうかを試してみていたことがありますので、や・・・やられた!です
またトルマリンの小石はいまやかんの中にじゃらじゃらといれられてお湯を沸かすときに役立っています。湯が沸騰すると、「ガチャガチャ」とすごい大きな音がしてきますので湯がわいたのが良くわかるのです。また同時にお湯がおいしくなります

■2000/08/06 (日) パワーストーン★-2

そしてラピスラズリはクライアントのご夫婦にプレゼントして頂いたもの。その日から大切にずっと私のポケットの中に入り続けています。きっとこのラピスにはご利益があると思います。^^)多謝。

パワーストーンは、以前アメリカのニューエイジ系の人々に大きく受け入れられていったものです。すべての石にはそれぞれ特有の護符のような性質を持ちます。例えば「人間関係をよくする」「金運が好くなる」などの効能書がコスモスペースでは小さく書いてあります。結局はその石を持つ人と石との相性が良いかどうかなどの問題が大きいのでしょう。
インドの方では宝石を指輪にしたりペンダントにしたときには必ず身体の一部にその石が触れるように造るそうです。そうすることによりよりその石との関係性を密接にしていくことができるのでしょう。

と、いろいろ効能についてもあるんですが、やっぱりパワーストーンということで考えるよりも、みていてすごくひかれたり美しいのでほしくなるというものをもってみるのがいいような気がします。
しかしなかにはちっちゃな小石なのに驚くほどの高価なものもありますから、懐と相談しながらということとなりますが。

ちなみにウォーターメロントルマリンというトルマリンがありまして、こちらは治療師やヒーラーなどが持ちますといいものらしいです。・・・というか、ヒーリング効果がある石なのです。残念ながら一万円以上するちょっと高いので僕にはてがでないものの一つとなりますが。いつかは小さな小石レベルのものを購入してみたいと考えています。

■2000/08/04 (金) プログラミング能力とワークテクニックの関係★−1

個人的な話しだが、以前私はプログラマーをしていたことがあります。
いまはほとんど使われていないCOBOLというプログラミング言語をメインにしていて、これからC言語が出てこようかという時代です。ですからけっこう昔の話しですね。課金計算などが得意というところです。

プログラマー時代。朝デスクについてコーディングして、今まであったプログラム資源のつぎはぎを要領よくやってなどを忙しくしていたらいつも気がつけば夜遅くになっていた。それはそれでとてもストレスもあるが楽しい毎日。それなりに充実感がある。・・・が、あるいみとても楽しすぎた!日々が瞬時にすぎていくという感じがして、怖かった。

そののちなんやかんやがあって今にいたっているのだが、そのプログラマーをおこなっていたときのロジックな考え方や経験・テクニックは受け継がれている。

ちょうどプログラムは「入力」があって「処理」があって「出力」となる。

通常「出力」はどのようなものが必要なのかは先にわかっている。そして入力をする前に「必要要件の漏れのない洗い出し」を行う。そしてその仲立ちの「処理」を、結果を導き出すまでの”手段”として様々なやり方を模索していく。

このクライアントの状況ではこのテクニックを使おうなどのセオリーがあり、たいていが自分の過去やった事があるやり方が踏襲されているわけだが、実際は「処理」は、どのような手段を取ればもっとも最適で理想的なステップ数が少なくって間違いのない正確な処理が取れるかを熟慮していくことに他ならない。
そしてより入力の用件の見方を横から見たり、斜めから見たり多方面から観察していき考えていきます。
そうして”賢い処理の仕方”を見つけていくわけです。
そこで入力時点で、なぜその状態が起こったのか、その要因や条件などの必要要件を揃えます。それをうまくクリヤできるさまざまなワークテクニックを知っていきたいという動機が発生していきます。

■2000/08/04 (金) プログラミング能力とワークテクニックの関係★−2

まずは様々な視点で使える公式などのブラックボックスの中に詰め込むシステムを考えます。たいていが構造的プログラミングのような感じでいくつかのルーチンを創ってあっちからこっち、こっちからあっちのようなやりとりを繰り返します。その様なときに僕が知らなかったすぐれたテクニックを知ることで、まったく異なったレベルへの飛躍が起ります。今までのテクニックをほとんどお蔵行きさせてしまうこともしばしば。

まぁ、処理がうまくいかなければ納品ができなくって、いつまでもバグとりでテスターに引っかかり続ける憂き目を見続けてなければならないので、どうにかしてその「結果を出す」ことに執念を燃やさなければなりません。そうしなきゃ仕事が終んないんですから。。。またその自助努力のみがスキルアップにつながっていくという確信を強く持ちました。

処理をする手段はより最適であるものが求められていて、それには情報の収集能力と知識を体得し運営していく能力が必要です。結局は、自分自身が納得できるものを追求していくことにほかなりません。常に現状に甘んじることなく「これでよいのだろうか、もっと改良する点がないだろうか」と自問自答を繰り返し、情報の収集に真剣に取り組み続ける日々が延々と続きます。・・・終わりがないたびのような気がします。

■2000/08/03 (木) ピーナッツオイルマッサージの勧め★-1

アロマオイルマッサージなど最近ではおしゃれにオイルマッサージをするということが増えてきています。

マッサージをするときにオイルは滑りをよくするために使われるものという目的が一般的。
しかし少しマッサージオイルのことを勉強してくると、それだけではないことが理解できるでしょう。オイルマッサージをするときに、様々なベースオイルがあります。
個人的に日頃つかっているのがピーナッツオイル。
ピーナッツオイルは、比較的酸化しにくく皮膚にやさしい。関節炎や筋肉痛などによい。
以前は食用のピーナッツオイルでも大丈夫ではないかと考え、実験をしていた。結論としてなかなかの好結果でした。筋肉痛をやわらげることはかなり即効性がありました。
体の中に筋肉痛がおこっているときなどには、滑液の代謝が悪くなってしまってちょうどマシーンでいうオイル切れの状態と同じような形となります。普段だったら油がよくさしてある自転車が油がまったくさされていなくってということになると「きぃぃぃつ、きぃぃぃっ!」と音が鳴ります。それではその自転車自体の寿命が短くなり、壊れやすく、効率的に動くことができなくなります。それと同じ状況をオイルマッサージをすることにより、皮膚からオイルが身体内部に浸透していくことによって油がさされて動きやすくなります。そして同時にピーナッツオイル特有の身体内部での筋肉疲労を軽減させるなどの化学変化が身体内部でおこなわれています。その効果も私個人の経験では感じ取ることができました。

■2000/08/03 (木) ピーナッツオイルマッサージの勧め★-2

ただし、食用のピーナッツオイルでは1000円前後と安価ではありますが、デメリットもありました。私のところで飼っているハムスターが、オイルマッサージ後においしそうなにおいにつられてやってきます。かなりしつこく!また、おそらくのこと肌が弱い方には向きません。

その後、エドガーケイシー療法の勧めている冷搾法で絞ったピーナッツオイル(2300円)を購入して使ってみました。大変滑らかな使いごこちでよい感触です。においも香ばしい食用ピーナッツオイルのにおいはあまりせずハムスターに追われることもなくなりました。予算にゆとりがある方はマッサージオイル専用のオイルを使うようにされた方がよいでしょう。

身体の状況を改善していきたいという方は、ぜひぜひぜひぜひ、絶対にピーナッツオイルマッサージを週に一度のペースでおこなってください!またぜひ予約順番待ちをされている方々にも絶対にお勧めです。筋膜解放テクニックを使うときに日頃よりオイルマッサージをされている方の場合には大変良好であるというデーターがとれております。

でも、個人差はあるんですが、ずぅっとオイルマッサージをし続ける人が少ないのが悩みの種。ぜひぜひがんばってもらいたいです。それだけのメリットがあると思いますから。

またピーナッツオイルを身体の気になるところに薄く塗るようにするだけでも効果はあります。しかしできればオイルマッサージのノウハウのかかれている書籍や雑誌の記事などを真似てのセルフマッサージをするようにしていきましょう。

■2000/08/03 (木) 内臓は筋肉でできている!★-1

内臓は、腕の筋肉や脚の筋肉などの骨格筋とおなじ筋肉でできてます。
ですので、骨格筋は「筋肉が凝ってるなぁ〜」って触ってみたりもんだりしてみるとわかるように硬くしこり状になってしまうことがあります。それと内臓も筋肉でできている以上おなじように「内臓筋がこっているぞぉぉぉ〜」ということもあるんです。
一見内臓はくにゃくにゃしていて筋肉というイメージは希薄な方がおられるでしょう。
しかし心臓はすべて心筋という大変パワフルな筋肉でできております。そしてその他の内臓も心臓のようなまでは動かないにしろ、一定のリズムで動き続けています。それを自動力と呼びます。通常その自動力は例えば腸や胃や肝臓などにお腹の外側から手を当てていますとわずかな動きがあることが感じ取れます。通常は呼吸をするときの横隔膜の動きにかき消されてしまいその裏に潜むその内臓の動きを感じ取れない、ということでその内臓の自動力が意識されにくいこととなります。
そしてもう一つ、内臓の特徴として健康な内臓であれば意外に大きく動くものだという事実です。赤ちゃんのお腹を観察する機会のある方は、一度赤ちゃんのお腹をよく観察してください。深く呼吸をするたびに、内臓が大きく息を吸うとお腹がぽんと膨らみ、息を吐くと小さくへこむことが観察できます。それは柔軟性ある内臓のおおきな移動が絶えず繰り返されていることを意味しています。つまり健康な内臓は可動性に富んでいるのです。

しかし内臓は例えば心配事やストレスなどが重なり精神的なダメージが蓄積されていくと、自律神経によって動かされている様々な内臓に対して正常な機能ができなくなります。ちょうどこれは神経性胃炎や大腸炎などにも関係することでしょう。これらに関してはやはり精神的なストレスをいかに解消させていけるかがもっとも大きなポイントとなります。ただワークをするだけでは回復には程遠いいということがありますので、神経性〜と名をつけられたことのある方は積極的に自分のストレスがどこから来ていてどのようにそれを解消し抵抗かということについて考えていく必要があります。

■2000/08/03 (木) 内臓は筋肉でできている!★-2

ただすでに内臓自体がオウアツされるとつよい炎症を帯びたような痛みを感じてしまったり、硬く詰まっているように感じたときは、なかなかそのストレスを解消するだけでは内臓に蓄積された内臓筋の硬くなった状態をスムースに排除できなくなります。
そのときには内臓の自動力を助けるテクニックを使います。また胃下垂などの場合には可動性が悪くなっておりますので正常な位置に誘導するテクニックを使います。ときとして効果的だ!と思える事もありますが、たいていが先にかまたは同時にその内臓の周囲の骨格筋の筋膜の癒着がはがれてから行うことが必須だとおもいます。やはり内臓の自動力はわずかですし、それを周囲の骨格筋の強力な癒着やしこりは強力に動きを阻止するような形をとることが多いのです。また腹部全体が硬くなりやすいのも、内臓を積み込んでいるのが骨盤というおワンですが、そのおワンが前に傾いている状態で中身がいつも漏れ出てしまうような形ではいけません。そして身体の動きかたががたがた揺れているようでは中身がそとに出てしまいます。腹筋や背筋・みぞおち・外腹斜筋、内腹斜筋、大腿直筋その他、などの多くの筋肉の硬化が内臓の軟らかい筋肉に余計な緊張を持続的に与え続けます。そして内臓の内圧が一定に中心部分に向うことがなくなってしまいます。そうなりますと自らの内臓の動き(可動性)を疎外します。そうしますと直に腹部内臓が硬化していきます。

■2000/08/03 (木) 内臓は筋肉でできている!★-3

ときとして内臓周囲の筋肉が解放されて呼吸が深くなり横隔膜の動きがスムースになれば、内臓は常にマッサージを受け続けることができるようになり自動的に改善される事もあるようです。ただし大腸や小腸が動きづらい方の場合には、そのセルフマッサージなどを積極的に行うようにお伝えしています。

とある本を読むと体調が悪い方の場合内臓部位に血液の5〜6割集まってしまうところだといわれます。ちょうど冷え性の方だとそのイメージはつかみやすいかもしれませんね。でも理想は4割くらいの血液量。内臓諸器官の動きが悪いために血液が内臓部位に溜まるのかどうかについては僕の読んだ本には書かれていなかったのですが、その血液の5〜6割集まった状態は、決して奇麗な血液が集まっていてというようなイメージは持てません。内臓諸氏の動きがあってこそ排泄物をちゃんと瀘してくれてさらさらの弱アルカリ性の血液を流してくれるのです。森の中では水が小川となり絶えず流れています。森でいえばその水が血液と同じです。その水がよどんでいる状態で内臓部位に溜まってしまっていてはあまりよいことが起こるとは思えないのです。
ちなみに内臓各部位にも筋肉と同様、筋膜のような膜で覆われ神経や血管などが通っています。女性では子宮内膜症などのような子宮と隣り合う臓器と膜同士でひっついてしまうケースがあります。その様なときにはかなりそのエリアの内臓としての可動性が薄くなってしまっていることが多いのです。特に右側の腰部が前方に突き出されるようになってしまっていて内膜症になられている方が多く見受けられます。チェックしてみてくださいね。あと内膜症になりやすいタイプの方=内臓の可動性が悪い方という仮説を立てるとある程度内臓の動きを創り出させるようなケアを西洋医の内膜症の治療と同時に行っていくことは大変よいことだとおもいます。一度内膜症になられると、また再度なってしまう方が多く、その様な危険性や精神的な苦痛を軽減することができるでしょう。

■2000/08/03 (木) 内臓は筋肉でできている!★-4

また最後に、内臓のマッサージなのですが通常は痛みを伴うような強さで押すことは絶対に避けてください。内臓の筋膜が部分的にはがれてしまうことは、その内臓膜が一時的にはがれて便秘等改善されることもあるかもしれません。しかしながら腰や腹などの周囲の筋肉群が硬化しすぎているときには、その軟らかくなった内臓の筋膜がより大きく堅い腹筋や腰筋に引っ張られて調子が悪くなるときがあります。それに内臓疾患がどのようなものがあるかが全く理解されておらずむやみに押してしまうと内臓に炎症が起こっているときなどそれをより悪化させてしまいます。ですのでもしマッサージを腹部に行いたいのでしたら、「多少痛ぎもちいい程度」という感じを守ってください。それ以上は絶対におこなわないようにしましょう。かなしいかな少し触るだけでもかなりの痛みがきてしまっている方もおられますのでその場合にはマッサージの専門書をみてみるか、専門家にお問い合わせをしてみましょう。・・・きっと専門家へのお問い合わせですと「観てみなきゃわかんない」といわれてしまうんですが。
ちなみに内臓付近のことについての注意書きをちょっと思い付くままに書いてみます。みぞおちが硬くなりすぎているとそのすぐしたの太陽神経叢が働きが悪くなったり、神経同士や神経と血管などとのもつれなどがでやすくなります。肋骨右下の大腸:横行結腸から下降結腸へつながるカーブの部位が一番排泄物が押し出されにくくなっております。その部位を特に丁寧にマッサージするとよいようです。骨盤内側には大腰筋や外腹斜筋などの筋肉群がありますがそれらが硬くなりすぎますと肋骨と骨盤の間が縮まってきてしまってウエストのくびれがなくなります。またソケイ部にしこりができやすくそのしこりが大きくなると脚部への血流が悪くなるだけではなく、小腸や大腸などの緊張を大きくして働きを制限させるそうです。・・・もちろんこれだけじゃありません。。。意外に多くの情報が詰まっているもんだなぁって感じ取って頂けましたら幸いです。

■2000/08/02 (水) スマーティについての付則★↓

スマーティは大変高価なものですが、身体のコンディションを独自で整えていくためには大変よいものです。

確か私の場合は業者より購入したので購入価格が多少安価となっていましたが、通常では一切割引とかしないそうですので、23万円程度のものとなります。なかなか個人でかうことは経済的な負担が多いので難しいかもしれませんが、私としてはかなりおすすめな健康関連グッズです。
安全性を押した商品ですが、基本的に身体にとって大きな改善を行うということは、以前のからだを改善するために恒常性を破壊しているということなのでそれなりのダメージがくることもあります。
その点についてはやはり購入されて使い続けていかなければなかなか理解できないところかもしれませんね。メーカーのPRをうのみにするのはよくないことだとおもいます。その意味で実際に一度どちらかで体験してみるとよいかもしれません。
僕の場合は体脂肪率が15〜16%程度なので標準ぎりぎりなので、皮脂腺からの汗が出たあとはすごくだるくなって大変なときがありました。後でオイルマッサージをしたらけろっとしたという経験があります。

購入をお考えの方はフジカというスマーティのメーカーに資料請求をしてみるといいでしょう。たしかフジカはHPをもっていましたので検索サイトで調べればすぐ出てくるでしょう。

■2000/08/02 (水) 遠赤外線ドーム型サウナスマーティについて★-1

一昨年スマーティを導入。
目的は、ワーク前にスマーティに入る事がワークの効果を向上させる事ができると信じて、かなり清水の舞台から飛び込む思いで購入。
スマーティへの期待は、遠赤外線サウナにより身体奥まで体を温めることにより筋膜解放の量がより増加するのではないかという期待を持ったからだ。筋膜を温めておいた方がよりスムースに血液の流れが促進され、筋膜マッサージをしたときの解放される量も多くなるはず。筋膜マッサージとは目的とする筋膜の癒着に圧迫を加えることにより熱を発生させて、その熱により筋膜を溶かしているのだ。したがってある程度の筋膜解放はスマーティにかかるだけで表層部位の筋膜の癒着は解放されるだろうと考えた。そして中間層までの筋膜までをもある程度の改善は図れるはずである。そしてその実験を幾度もデータをとり様々な条件で繰り返した。
データとしては、
スマーティに入る時間10分、15分、20分、25分、30分・・・と五分おきに120分まで。
温度が10段階で調整できるので、温度設定を変えて。
そして骨盤調整をしてからスマーティに入った場合となにもしないで入る場合。
水を飲んだ場合、オイルマッサージでオイルを塗った場合、スマーティをしながらカッピングを行う場合・・・その他。
そしてスマーティ後にワークをしても安全かどうか。また筋膜解放の度合いはどれほど向上するかなど。

血圧計・筋圧計を用意し、シンパク数・血圧最高最低・筋肉の硬さなどをチェックしていきます。またのぼせの度合いなども。

結論でいえば、大変有効なものだった。
スマーティを単体でかかるだけでも予想以上の効果が上がった。
そして筋膜解放ワークをスマーティ後に行えばより効果的であった。
特に筋膜の解放がスムースになり内臓の動きや血行不良などの状態が改善され、肌が奇麗になるようです。

しかし私どものところではワークスペースの余裕がなく、特別なスマーティルームのようなものを設けることができなかった。それによりスマーティのセッティング等にかなり手間取ることとなった。

■2000/08/02 (水) 遠赤外線ドーム型サウナスマーティについて★-2

スマーティにかかる時間が20〜30分程度。スマーティをすることにより着替えの時間がときとして下着まで取り替えなくてはならないのでかなりかかり、スマーティを解体(といってもばらして端に置くだけだが)し、流れ出た汗を処理するなどのことをしなければならなくて、本来のワークででもかなりの集中力をぎりぎりまで引き出しているという形だから継続的にスマーティを使い続けていくことが難しくなってしまった。

それにより、現在ではスマーティにかかりたい方は20分1000円というオプションという形にさせて頂いています。そうなりますとよほどスマーティに関心がある方のみしかスマーティにかかりたいというかたはいなくなりました。痩身や美肌・体質改善などに関心がある方にはそれでもぜひにと言われる方もおられますが・・。
活用を期待して購入したのですが大変残念な結果です。あまり積極的に私の方でもスマーティはどうですか?^^)ってお勧めしていない態度を見て、「・・・スマーティにかかるの、悪いかもしれへん」と受け止められていることがありありと伝わってきて申し訳ないことです。(でもとりあえずかかってみたいという方はご相談くださいませ。どうにかこうにかやりくりしていくことはできます。ただし関根が休みのときは不可とさせて頂いております。)

私の行っているワークテクニックの変更にともない今後有機的にスマーティを取り入れることが出来るときもあるかもしれません。現在ではオプションでスマーティにかかって頂いている方の場合は、時間的に次のクライアントが来られますぎりぎりまでかかっているような状況で、ワーク終了間際かなりばたばたとしていますなので、かなり大変。

もうすこしどうしてかちゃんと活用できるようになれればと考えております。

(以前はショートワークとしてスマーティにかかってもらって、その後にワークを受けてもらってという他の整体院でも行っているかたちでもどうにかなるだろうと思っていたんですが、ある意味全身をケアしていきたいと考えていて実践していますので、これだけでも恐ろしい時間が必要。スマーティをやるための時間を確保することは指南の技なのです。・・・どうにかならないものだろうか。)

■2000/08/01 (火) フレームを感じてゆったりみつめる。★-1

心理的に追いつめられたとき、恐怖感を持つとき、焦りを感じるときなどそれと同時にからだの硬くなっていることに気付くことができる。

例えばそれが過去に起こった類似の辛い体験がこれからやってくることがわかっている場合も同様だ。
「あぁ、やだなぁ。明日4000mを走らなきゃならない。僕はあまり体力がないから、走りおわったあと数日苦しまなくっちゃならないんだ。前走ったときはすごく疲れて腰痛が出たんだっけ。」という場合。
実はこの時には頭の中で以前辛かったときの経験をフラッシュバックとして追体験している。フラッシュバックとは記憶の断片が脳裏に感情とともに焼き付いたものが多く、過去の体験であるのに、その実そのフラッシュバックを体験しているときの脳の動きはあたかも現在の出来事を体験しているかのごとき反応を起こしている。

脳では筋道だって「あのときは僕は登山をしてすごく楽しい体験をした。でも帰り道があまりにも急だったのと下山前日に降り続いた雨によってぬかるんでいていくつも死ぬかもしれないという経験をしたんだ!恐ろしかったんだ!よくよく聞いたりその日の下山の途中で骨折をした人も多く、僕も足に負傷してしまった。その傷がまだ痛むんだよ。。。(恐怖に引きつる)」と、冷静に客観的に語れれば徐々にその恐怖はおさまっていき過去の経験として整理して「もうすんだ事だ。過ぎ去ったことで、現在とは違うものだ」と理解できる。

■2000/08/01 (火) フレームを感じてゆったりみつめる。★-2

過去の記憶が「いやだった!こわかった!」などの恐怖などのネガティブなイメージの断片として襲ってくるときには、ときとしてもうすでに過去のことは過ぎ去ってしまっているのだ、冷静に筋道を立てて過去を過去のものとして見詰める技術が必要になっていく。

そのネガティブな感情がともなったイメージなどをストーリーだててクールに見詰めるためには、イメージが浮かんだときにそのイメージには”フレーム:縁(ふち)”があることに注目するとよい。
ちょうどホラー映画をみていて恐怖を感じているときは、その映画の主人公や登場人物に自分がなってしまっている。「ひぇぇ〜。きゃぁぁ!」という悲鳴が上がるようなシーン。その息の止まりそうな連続。・・・でも、そのときにその映画には映像の映るスクリーンとその縁というフレームがあることを観察する。しばらくその映像スクリーンのフレームを見詰めつつ映像を見ていると、今まで登場人物で今現在その恐ろしい映画のなかの世界に迷い込んでいた自分が一歩引いたクールに客観視できている立場に立っている事に気付くだろう。

人生の中で、多くの嫌な体験や悲しい体験「部長にまた怒られた!得意先でミスして大変な事になった。恋人と別れた・・・」など、俗に言われるトラウマのような体験が自分の中に山積みになっている。それは現在にもときとして強い恐怖や悲しみを呼び起こし、多大なストレスを与え続けていく。ベトナム戦争帰還兵にも多く社会問題にもなっています。これって精神のみならず身体にいいわけがないのです。フラッシュバックしてでてきたイメージにフレームを発見するテクニックや極々客観的に筋道立ててみることなども必要なのだろう。

で、もっと難しい事は、より専門的なカウンセリングなどの手助けが必要となるのかもしれません。

とりあえずフラッシュバックの存在を知ることだけでも何かのたすけになることもあるかもしれませんよね。



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