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■2000/10/07 (土) ひまし油を使ったオイルマッサージ

先日ひまし油を久々に買ってきた。

ひまし油というと、ご存知の方はケイシー療法を行ったことがあるひとが多いのでしょう。
ひまし油とは、「キリストの掌」とよばれるほどの免疫力をアップさせてくれる。
多くは温熱ひまし油湿布というかたちで、たっぷりとひまし油をフランネルの上に付けてそれを遠赤外線あんぽで肝臓の上に覆う。
それでしばしじっとしている。。。。

日頃から肝臓は大変働き者で、よくもまあこんなに働いてくれるというほど血液中の毒素を排除してくれる。しかしながら食毒といわれるような食品添加物を嫌でも日々摂取しなければならない食生活では肝臓はフル稼働せざるおえない。どうじに便秘ということになると腸内で宿便が強い酸性の毒素を出し続けていてそれを濾すのに一苦労。そのような肝臓を酷使する日々には、ときとして肝臓を意図的に休めてあげる手段が必要。

ひまし油は、飲むことにより下剤として使用されているが、身体の皮膚から吸収させることにより体内でさまざまな形に変化して老廃物を排泄し免疫力を向上させる。

ちなみに私がひまし油湿布をすると気が遠くなるほどぼーっとする。眠くなるというよりも恐ろしくだるくなる。。。

以前はこのだるさにたえかねて2〜3回ひまし油湿布をして途中で止めてしまった。・・・あきた、だけかもしれんが。。。
今回はひまし油湿布というかたちではなく、ピーナッツオイルを使ったマッサージをするときに少量ひまし油を混ぜて使うことにした。最初はひまし油とピーナッツオイルの調合配分が良くわからなくって、ひまし油のせいでべとべととして伸びの悪いマッサージオイルができてしまった。
しかし何度か失敗するうちにこの配合でOKというのがわかってきた。ちなみにそのオイルを使ったマッサージをしたあとも何だかピーナッツオイルだけでマッサージをしたときには感じなかっただるさをともなう。このだるさは実は体内の老廃物がでていったときに感じるものだから何ら心配ない。しかし、ちとツライ。
でも当分の間続けてみて状態の変化を追ってみようと考えている。

ぜひみなさまもいちどトライしてみては!?

■2000/10/05 (木) 姿勢の歪みを気付きにくいメカニズム・・1

意外に気づかれていないのが、実は姿勢を歪ませている状態がいかに体に負担をかけているかという事実です。

ちょうど自転車をのっているイメージしてもらうとわかりやすいのです。
自転車に乗るときに真っ直ぐな姿勢で運転するのはとてもらくです。
それにたいして自転車に乗るときに僅かながらでも自転車の車体を右側斜め傾斜率5度くらいに傾斜させながら乗ることもできます。

しかし自転車を右側へ傾斜させることは、自分が左側に傾斜しなければバランスが取れないので身体を左側にまげながら自転車をこぎ続けなければならないことを意味しています。
この自転車を傾斜させてこいでいる状況と、身体の歪みが存在して傾斜してい生活をしていることは全く同じような乗り心地の悪さを感じさせます。

ただしもし右側に傾斜させながら自転車をこぐ行為を2〜3週間続けると、不思議とらくにその自転車を乗りこなすことができます。それはその自転車をこぐためにからだが自然にその歪んだバランスを正常なバランスであると判断し、その歪みを支えるための筋肉を無条件につけていったからです。
しかし乗り始めのころの乗り心地が悪くてからだに通常の乗りかたではかからない何十倍もの負担は、すでに乗りこなせるようになったあとでも当然あり続けます。それはご自身が新たな歪んだ状態でもその状態が正常な状態であるとバランス感覚をも歪めてしまったから起こることなのです。しかしその身体に対しての負担は、すでに身体が歪んだバランスが正常な・・というか日頃自分が受け入れているもっとも自然なバランスだからこれでGood!と受け止めている以上、身体の歪みが実は体に事の外ダメージを与え続けている原因の大きな一つであることに気付けなくなっています。

と、いうことで日頃の姿勢なども歪みを自分では無意識にからだをコントロールしていけば行くほど気付くことがなくその分の負担をイメージしにくいものなのですが、かならずといってよいほどその身体の歪みを生じている以上物理的な運動のし難いことに起こる身体に対しての多大な負担は存在し続けます。

■2000/10/05 (木) 姿勢の歪みを気付きにくいメカニズム・・2

まずは自分自身の身体の歪みを、今まで気付かなかった状態から、あっ、見つけた!!という状態にしていくことが第一歩。

ワーク中などその体の左右差や前後差などが解放されるときに大変わかりやすいはずです。
とりあえずはその自分自身の歪む方向やその歪み加減などを理解していってください。
目鼻立ちは親からの譲りもの。でも姿勢や歩き方、身体の歪み方は自分自身の今まで生きていた人生そのものをあらわしています。具体的に言いますと、運動パターンのことなんですが。でも身体の各部所の発達の過不足などによりボディリーディングという身体のパターンを読み込むことでどのような気質なのかが読まれてしまうというものがありますから、その意味でも体型をかっこよく整えておきたいものですよね。これにはある意味ボディワイズのワークは過去の実績からしてかなりの効果をあげることが出来るでしょう。

■2000/10/04 (水) 便秘をすると肝臓に負担で左側肋骨下部がゆがみだす1

最近便秘役が非常に良く売れているそうです。
ストレスからも腸の動きが悪くなりますし、骨盤の歪みがその原因になることもあります。

例えば骨盤の歪みにより便秘になりやすいのは、骨盤の上端が前に下にと(イメージでは前傾してまえに倒れているような感じ)歪んだ状態でキープされていますと、小腸や大腸がしっかりと骨盤の中におさまるべきスペースにおさまりきらないようになります。そうしますと外形上お腹がぽこっと出てしまっている体型になります。けっこうその体型をみて「あぁぁ。なんだか内臓脂肪が多すぎてるんだぁ」と思っている方のなかの多くはそれは内臓脂肪だけではなく内臓が出てしまっているんですよというように認識を改めなければなりません。そのような内臓がぽこって出ている状況では、骨盤にしっかりとサポートされた状態でスムースに内臓諸器官が動きやすいように設定されているのでうまく動かずに便秘や下痢などの消化器系のダメージが出てくることがあります。また骨盤が歪んだ状態では、腰や背中の強い張りや臀部筋・大腿直筋などに強い張りを感じます。その張りにより内臓という軟らかい器官が骨格筋というハードに動かされて固いしこりになる筋肉に影響を受けます。内臓と同様に軟らかい筋肉であればなんとも問題ないのですが、しこりになってしまった筋肉は平気で内臓の位置をしこりのある部位に引っ張ってずらしにかかります。そうするとまた内臓の動き自体も大変悪くなってきます。その状況を改善することによってかなりのケース、便秘が改善または解消されることとなります。

■2000/10/04 (水) 便秘をすると肝臓に負担で左側肋骨下部がゆがみだす2

あと便秘の場合には、体内に留まり続けている便が絶えず酸性の強い毒素のようなものを出し続けています。そしてそれは血液に吸収されて肝臓へ運ばれます。そうして肝臓は絶えずその毒素を解毒し続けなければならないはめになり、かなりのハードワークにも絶えることができるだけのキャパシティがある臓器でもさすがに音を上げだします。そうなると体内に肝臓で処理しきれなかった毒素が血中に入り込み酸性の強い、血液がドロドロとした粘性を持った状態となります。そうしますと毛細血管や脳の中の血管などの細いところや、またはたまたま筋膜の癒着があり筋肉のしこりが大きくなったばしょうでは血管が詰まりやすくなってしまって静脈瘤などもできやすくなってきます。またそれと同時に肝臓は免疫力を司っているところでもありますから、肝臓を使いすぎてしまい老廃物が体内に取り残されてしまっているようになりますとその本来の優れた免疫力を発揮しにくくなります。そんなような状況を思いあたる方の場合には、飲酒する習慣がある方は休肝日を設けるようにしてください。また血流が悪くなることで、のぼせたりいらいらしたりしやすくなります。血流がよくなって体力に自信がついてきたときに性格が自然に穏やかになります。
また肋骨が腸内で発生するガスによりまげられるという説がありあます。これはほんとかどうかということは僕には調べようもないことなのですが、腸内で発生したガスが左側横隔膜下にたまりやすくなっていて、そのガスの内部から肋骨を外の方へ押し出す力が常にかかってしまっていますと肋骨がちょうどしゃくれあがったような形となります。ですのでこの状態の肋骨状況になられている方を見かけたら私どもでは反射的に消化器系のコンディションが思わしくないだろうと予測してます。これは多くのアトピーや花粉症などアレルギーを持たれているクライアントの方々にも見られる傾向です。これは肋骨がしゃくれあがってしまうことにより横隔膜を使った腹式呼吸をしにくくする機能的制限が与えられたことによることと、肋骨の歪みは胸の前の方の骨の胸骨という骨の下にある胸腺という免疫物質を出しているところにも連動して影響を与えるように感じられます。・・・ということでやっぱり「たかだか2〜3にちでないくらい。なんだぁ!」と捨て置かずにきっちり心身両者ともケアしていくことが必要ですよね。



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