肩こり、腰痛、頭痛について

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(1)ながもちする肩こりの解消方法
★腰痛
(2)いきなりひどい腰痛に襲われました。どんな原因が考えられるでしょう。
(a)腰部の筋肉が常日頃からの負担にたえかねて、炎症を起こした。
(b)急激に重いものをもつなど腰に負担がかかる運動をした。
(c)内臓の障害からくる投射痛。
投射痛分布図
●内臓が原因で悪化する悪性”腰痛”のチェック方法
(1)つらい頭痛、偏頭痛
(a)頭部内に血行障害、脳脊髄液滞留などがあるとき。
(b)偏頭痛とはいえませんが、クモ膜下出血などになる前兆として現れる。


(1)ながもちする肩こりの解消方法

肩こりは、ひどいときは頭痛までも引き起こす厄介なものですよね。それに、軽くこっているだけでならばいいのですが、こりすぎて鉄板が中にはいっているような人もいます。そんなときは肩をもんでもらっても、もんでいるほうもそうとう疲れますが、もまれているほうも後でやってくるもみかえしを覚悟しなければなりませんし、たいして肩こりが解消された気分にはなれないでしょう。

そんなときにはわたしはたいていは、骨盤の調整で対応しているんですよ。
ときとして、肩には一切触れませんが、それでたいていの肩こりならば解消していくのです。

それは、ちょうど仙骨(仙骨の図を参照)というおしりのしっぽのような骨の上の部分にある骨には仙腸関節という聞き慣れない関節がありまして、それを調節しただけです。
でも、ちょうどこの関節部分ははさみが交わっているところのようなものでしてそこに油をさしていくというイメージです。・・といってもなかなかイメージがわかないでしょうが、この仙腸関節の可動性をよくすることで、肩だけではなく体の全体がスムースに動けるようになります。

また、肩こりの原因が腕の筋肉が硬化しているときもあります。
その時には簡単なご自身でもできるセルフマッサージ程度の筋膜はがしのテクニックで対応します。

次に、肩甲骨という骨が背部にありますが、この肩甲骨の可動性をよくするテクニックを使います。
もともと肩甲骨とは、骨同士の関節と呼べるような部分は何処にも無い筋肉だけでつられているような変わった骨です。簡単に肩甲骨が持ち上げられるようになれたらOK。肩甲骨が持ち上がるときには、筋膜が十分はがれていると”ふんわり”とした浮遊感があり、気持ちいいのです。

あとは鎖骨の下の筋肉の解放や、後頭骨のうらの後頭筋やこめかみ部分をやさしく解放していくなどで対応していきます。


また、肩こりなんてほおっていても治るっていう人もいます。

たしかに僧帽筋がこりすぎているだけのときもあります。そのときは血液がながれるように、こりを解くことで対応すればよいでしょう。しかし、ずっとほおっておいたままにしておくと、こりの状態がしこりになって肩こりが慢性的になって、なかなか治り難くなってしまいます。

肩こりの治療をしても全くよくならない場合、内臓の機能に障害がある場合があるのです。
肩から首にかけての僧帽筋は胃や肺に関係しているので、胃や肺などの機能の低下が原因で肩こりになっている場合があるのです。
それに、歯の噛み合せや、近視の人であわない眼鏡をかけていることが、肩こりの原因となる場合があります。



日常の姿勢に注目!正しい姿勢が取れるように。

肩こりが慢性的にひどいときには、常日頃の姿勢が悪いことが考えられます。
たとえば左の肩上部から首の筋肉のほうまでが非常に硬くなっているときには、頭が右側に倒れていることが多いのです。一度チェックして見てくださいね。
なぜ右側に頭が傾斜していると左の肩が硬化していたくなるかといえば、左の肩がいつも頭という4〜5Kgもある重いものを支え続けているからです。
左肩の支える力でどうにかこうにか頭を多少の傾斜はありつつも水平に近くキープしておけるのでして、もし左肩の力を一度急に脱力したら頭が右方向へガクッ!ってたおれることとなります。4〜5Kgといえば、すごい重さですよね。お米でいえば結構持ちごたえがあります。それをおきている間中支え続けているのですから、1日18時間おきていたとして1週間で112時間ずっとその筋肉を使い続けていることになります。筋肉は使えば使うほど鍛えられて硬くなるという性質があります。

・・・このままいけばどうなるか、考えてみると恐いですよね。

それと、日頃のデスクワークや自動車の運転時などに気づかないうちにしている無理な姿勢がないかをチェックすることが大切です。同じ姿勢をキープし続けることによって、無意識のうちにからだが硬化しているときには同時に首の筋肉も頭がより傾き加減が大きくなり、肩の筋肉がより緊張して血行不良の状態になります。そして肩部筋肉が異常なほどの緊張で悲鳴を上げてしまいます。

腰椎の椎間板にかかる圧力(姿勢研究所:昭和54年発表)
上向きに寝る1.3Kg/cm2
立つ2.1Kg/cm2
正座2.3Kg/cm2
おじぎする4.4Kg/cm2
あぐらをかく5.1〜5.8Kg/cm2
椅子に座る2.3Kg/cm2

けっこうあぐらをかくというのは、腰椎に対して負担が大きいものなのですね。できるだけ負担が少ない状態の動きをすることが大切です。
ただし、姿勢が悪かったら立ったときや椅子に座っているときなどなどではよりおおきな負担がかかってしまいますのでご注意を。
20代女性に肩関節が発育不全が急増!ルーズショルダー

ルーズショルダー→自然に肩関節が外れた状態に。
症状:頭痛・吐き気・肩こりなどなど。
原因:肩の使い過ぎ。または肩の発達不全(20代女性が多い)。現在特に、後者の20代以下の女性のルーズショルダーが急増し、問題とされています。一般的に肩がなで肩になる傾向が強く、成長期に必要な栄養の摂取のできない食生活や肩の関節を成長させる運動の減少によります。
対処法:外科的に言うと腸骨(=骨盤の一部)を切除しジョイント用に整形し、肩に埋め込み関節を止める手術をします。小さいながらメスを入れた跡が残ります。このような状態にならないように日頃よりの骨密度をあげるための努力などが必要でしょう。また、ルーズショルダーになっている状態での肩関節の調節のワークは危険です。肩関節軟骨部位が大きく破壊されるからです。整体院やカイロプラクティックなどでハードな調整をすることがあるときは、自己の肩関節の状態に気になる点が多くあるときには事前チェックを行なう必要があるでしょう。残念ながら、治療院のなかにはチェックをしないでいきなり施術にとりかかるところがあるのです!私どもでは肩関節のスクリーニングテストでチェックしております。

★腰痛

1 椎間板ヘルニアと診断されました。手術は受けたくないので、整体の治療で治せるでしょうか。

結論からいいますと、椎間板ヘルニアやとくに髄核ヘルニアは私には治せません。


しかし!! 椎間板ヘルニアについて手術をと考えている方へ朗報です。
自然に消えるヘルニアといつまでも消えないヘルニアがあります。
この2タイプの診断がMRIでできるそうです。
病院で検査を受けて椎間板ヘルニアと診断されても、いつのまにか痛みが消えて、以前と変わらない生活を送っている人がいます。かといえば、いつまでも治らずに激痛に耐え続けている方もいます。
椎間板を突き破って完全に飛び出したタイプのヘルニアなら、3-4ヶ月後には自然に分解・吸収されて、消えてなくなるそうです。飛び出してしまった髄核は、おそらくリンパ球や白血球に分解され、吸収されると考えられています。 もしMRIでそのタイプと診断されれば、そのままにしておけばよいでしょう。 ヘルニアが繊維輪にとどまっているときは、消えないタイプのヘルニアですから、残念ながらいつまでも痛み続ける事になるそうです。
手技による民間療法で、椎間板ヘルニアなどが治せるといっておられる方がいました。私自身は、解剖学的に考えてみて、飛び出ている髄核がどうして手技などでなおるのかが理解できませんでした。しかし、こういう自然に消えるタイプのヘルニアがあるのだと知り、一つ謎が解けました。
症状が重いヘルニアをわずらっている方は、お金はかかるでしょうがMRIを使って診断してみる事をお勧めいたします。



できることといえば、椎間板ヘルニアになる原因を一緒に究明していき、生活の仕方について賢明なアドバイスができるように時間を使うことと、極力痛みを軽減できるように周囲の炎症のある筋肉のコンディションをよくしていくことです。


椎間板ヘルニアとは、噛砕いていえば、椎間板(おもに背骨のしたの方の腰椎の3番目と4番目)に問題がでてきてしまった状態です。
背骨には骨と骨とのあいだに椎間板とよばれるかなり強靭なゴムのようなものがはさみこんであります。この椎間板のお蔭で、かなり自由自在に腰を前後左右にひねることができます。つまり、椎間板は硬い骨と骨とのあいだにある非常に優れた緩衝材の役割をおこないます。通常健康な方でしたら、ある程度の無理をしてもかなり丈夫に作られているものですので、傷ついたり壊れたりはしません。

しかし、ハードな運動や肉体労働、同じ姿勢を長期にわたってし続けるなどの運動のしすぎや、肉体が老化していきその現象のひとつに水分がなくなって椎間板の弾力がなくなり硬直化していくなどがあります。
そのときに椎間板という強靭なゴムまりも硬直化したり老朽化して壊れやすくなります。そしてそのいつでも壊れやすい状態ですと、ちょっと無理をしてしまうと運悪く予想以上のダメージをおってしまい、ゴムが裂けてしまいます。そしてその強靭なゴムの中にはゼリー状の液体がはいっていまして、それがさけた箇所から洩れだし、外部で石化して固まってしまいます(この状態を髄核ヘルニアとよびます)。それが、俗には脊柱付近にある神経にあたってしまって激痛をよぶといわれています。

その激痛がでるのは体の体位のパターンに決まったところがあり、普段はあまり痛まないようなスタイルをしておけばよいですが、気を抜いて痛い体位をすると大変です!


ときには脊椎分離症という、脊椎がずれるだけで椎間板には損傷がなくヘルニアにはなっていないこともあります。このときにはその腰の周囲の筋肉を柔らかくしていったり、適度な筋肉を付けていくことで十分に対応することができるでしょう。

最終的には、やはり骨盤調整からはいりからだの気になるところを部分部分調整していき、患者さんがもっておられる自然治癒力に頼るしかないと考えます。当然、椎間板ヘルニアになっている方は、からだの他のかしょも障害がでていることが考えられます。
たとえば頭蓋仙骨システムや神経システム、リンパシステム、そして筋肉バランスなどに。それらの回復を狙ったワークを積極的に取り入れて、徐々に体全体の活力をあげていきます。私はそれらのワークが伴って初めて完全ではありませんが、根本的な治癒にたどり着けるのではないかと考えています。

ですから、数回の治療で椎間板ヘルニアが治ったなどとはうたうことはできませんし、椎間板ヘルニアとは患者さんの人生を変えてしまうほどの大きな問題であるがゆえに、注意深く接していきたいと考えています。

ただし、私の経験からでは、ヘルニア状態の患者さんでも、時間はかかりますがあまり痛みのないワークを使うことで、かなり快適に快方へと向かって行くことがあるんですよ。
まずはからだにいままでの椎間板ヘルニアになる生活習慣、たとえば崩れた姿勢や中腰にならなければいけない姿勢などを変え、腰にいままで貯めていたストレスを確実に解放していくことです。
それには軽めの骨盤治療(=SOTなど)、カウンターストレイン、頭蓋仙骨治療、腰部のアロママッサージと筋膜へのアプローチなどです。それに、痛みを即効で軽減するチタンテープと、筋肉の伸縮を助けるキネシオテープをつかったサポート。これらをするのがうちのいまの精いっぱいです。


2)いきなりひどい腰痛に襲われました。どんな原因が考えられるでしょう。

腰痛は、とくにぎっくり腰はアメリカの方では[魔女の一撃]とよばれて恐れられています。

じつは、いまの若い人達の体型が痩せ型になっているので、必要な筋肉が付いていない方は軽度から重度まで誰でも腰痛をもっているようです。それに、ぎっくり腰になってしまう方が男女の差なく非常に増えているのが現状です。私が、インターネット状で以前したアンケートでは、76%の20代、30代の人達が腰部に不安を感じているか、腰痛をもっているという結果がでたほどです。


その原因は、大きく分けて4つほどあげられます。
  1. 腰部の筋肉が常日頃からの負担にたえかねて、炎症を起こした。
  2. 急激に重いものをもつなど腰に負担がかかる運動をした。
  3. 内臓の障害からくる投射痛。
  4. 椎間板ヘルニア、脊椎分離症などによるおもに脊椎の変位などが起因して起こる。




(a)腰部の筋肉が常日頃からの負担にたえかねて、炎症を起こした。

腰部の筋肉に長い年月にわたって徐々にではあるがストレスがかかり続けたとき、その腰部は過緊張の状態でパンパンの板か鉄板のようになります。
それに、その腰部にかかるストレスをどうにか軽減させようとして、背骨は腰の部分の生理的な湾曲をなくしまったいらになったり、左右にそくわんしてしまうなど回復するのに時間をかけなければいけなくなります。

ひごろから猫背が習慣化していたり、座ったら足を必ずくんでしまったり、座りっぱなし、中腰などの姿勢の方に多く見受けられます。
この場合では、おもに腰から下半身全体への血液、リンパ液、脳脊髄液、滑液の減少や滞留などが見られます。だからいつもおもだるくてすっきりしない方が多いのです。

この場合の対処方は、必ずといってよいほど足に負担がかかっていて筋肉が過緊張になってしまいます。

まずは心臓から遠いところからマッサージをしていき徐々に患部に向かっていくのが基本ですので、やってみてください。

それと同時に、日頃の自分の立ち方や姿勢などを気がつくたびにチェックをしてみましょう。(姿勢チェック参照)

まず、崩れた姿勢を身に付けたままですと、どんなに優れたボディワーカーがワークしても、必ずもとどおりの腰痛の状態になる程です。姿勢とは、実は私達の脳のなかでプリセットされたものです。いつもしている姿勢を良いか悪いかの判断をまったくせずに習慣でおこなわれているものです。それは脳内にはいつもおこなっている習慣的な姿勢などをすぐにとれるようにするために、その状態を覚え込んでおき即座にそうする必要のあるときはそれを呼び込んでくるというような機能を持ち合わせています。

まさにいつもとっている姿勢や行動が伴う癖などはそのようなものです。まずはしつこいまでに自分の姿勢や行動パターンを観察し、記録し、分析し、改善していかないかぎりは慢性の腰痛が自力でよくなっていくことは期待できないでしょう。それをおこないつつボディワークなどの補助的な行為を受けることはよりスムースに姿勢改変を約束することとなるでしょう。

または、ストレッチや軽度の筋肉トレーニングなどを続けることで、不用な筋肉をそぎ落とし必要な筋肉を積極的に育てることも大切です。



(b)急激に重いものをもつなど腰に負担がかかる運動をした。

そのときはさすがに急性のものですから、^^! 事故は突然にしてやってきてしまいますのでおきをつけくださいというしか。できれば、日頃から腰の筋肉と腹筋を同量ちゃんと鍛えておいたり大腿筋を鍛えるなどが大切ですので、よくストレッチをおこない鍛錬してくださいね。



(c)内臓の障害からくる投射痛。

内臓が悪くても、その影響で腰のあたりに痛みなどの症状がでることがあります。おもに消化器系(腎臓、小腸、肝臓など)や生殖器系(子宮など)の臓器に関係するようです。
そのときはいくら腰部の筋肉を柔軟化させてもなかなかよくなる気配がありません。したがって、治療をする前に血液検査、尿検査などを積極的に取り入れる必要があります。そして、もともとの腰痛の原因である内臓の障害が治らない限り、いま困っている腰痛の症状は治ることはないんですからそちらに対処するワークに変わってきます。

いまでしたら、家庭にいても通信などで血液検査などを受けることができます。(検査機関は別に表示)または献血をするときに成分献血などが頼めるそうですから、それを利用するのも手かもしれません。
血液検査により、肝臓や腎臓その他の情報がつかむことができます。
実際は血液サンプルをとるときに、そのとり方で全く異なった検査結果がでてしまう不確かな結果しかでてこないことが多く、問題になっているのが現状なのですが、でも調査しないよりかはしておいた方がきっと正確にチェックできると思います。

または、ハウスコールなどのCDーROMでかなりの確率で症状ををチェックしていくことでからだの障害を判定して行けるお役立ちツールなども参考にはなると思います。

投射痛分布図



●内臓が原因で悪化する悪性”腰痛”のチェック方法
  1. 少しずつだんだんに悪化し、神経痛やしびれが伴っていないか。
  2. 腰痛と前後して発熱や頭痛、尿の濁りや血尿、月経異常が伴っていないか。
  3. どんな姿勢をとってもうずくような痛みがないか
異常のどれかにあてはまるときには医者にいこう。悪性でなくても、内臓の不調からくる投射痛に注意!

(d)椎間板ヘルニア、脊椎分離症などによるおもに脊椎の変位などが起因して起こる。

このときはあまり自分では対処できないと思います。やはり激痛が走りますので、とても冷静な判断を下すことができないからです。
できるだけはやく整形外科でレントゲン診断をおこないましょう。その診断を受けない限りは、一般的なカイロプラクティックなどでも見えないことによる判断ミスをがなされてしまうのではないかというリスクを大きく負わされることになります。


私の意見としては、外科手術は最後の最後の手段として考えてください。
外科手術ではどうしても脊椎の周囲に重要な神経が多数はしっていますので、万が一を考えると半身不随になる危険性があります。


(1)つらい頭痛、偏頭痛

偏頭痛。その原因はいくつかあげられると思います。

  1. 頭部内に血行障害、脳脊髄液滞留などがあるとき。
  2. 偏頭痛とはいえませんが、クモ膜下出血などになる前兆として現れる。



(a)頭部内に血行障害、脳脊髄液滞留などがあるとき。

ストレスによるもの、肉体的疲労によるもの、または器質的な障害によるものなどがあります。
軽いストレスや疲労によるものでしたら一過性のものですから、あまり取り立てて心配はいりません。(でも用心にこしたことはありません。^^!)首の後ろから肩甲骨に向かって位置する僧帽筋という筋肉が凝りすぎて一時的な血行不良によるものが考えられます。

それは、横になってリラックスをしたり積極的なマッサージをおこなうことで解消していくでしょう。それに脳波をα波状態にもっていくマシーンなども有効ですしヒーリングミュージックがながれる薄暗い部屋でゆったりとしていましょう。

しかし、そのような状態が頻繁に続くときには、慢性化して回復に時間がかかるようになり、ついには慢性的な血行不良にもなりかねません。そのときには、生活様式を見直しましょう。

またすでに慢性化した偏頭痛が起きていましたら、通常ですと僧帽筋などの筋肉の過緊張が慢性的にでていることが多いので、単に一時的なリラックスをしたとしても完全に回復することはあまりありません。

積極的なストレッチ体操やマッサージをおこなう、真向法やヨガ、その他を要領よく生活に取り入れることと、それを継続していくことが大切です。

そして補助的に即効性ある方法として頭蓋仙骨治療や骨盤の調節などがあげられます。頭蓋仙骨治療では、頭蓋骨の可動性を向上しますので脳脊髄液が頭蓋内にあるクモ膜と硬膜の間をながれてからだ中に排出されるのですが、その頭蓋内の可動性が少ない、又は止まってしまえば、本来ながれるべき脳脊髄液が頭蓋内に溜ってしまい頭蓋内の内圧をあげてしまいます。
それにより脳やその他の頭の中の器官を圧迫していることになります。頭蓋内の常日頃からの圧迫が、その人の気分を悪くしたり、記憶力や判断力など基本的な能力を低下させる原因にまでなってしまいます。同時に、クモ膜下出血などの脳内出血、脳内静脈溜などにもなりやすく危険です。そのはどめとしてとても有効な手段です。

そして、偏頭痛は肩がこりすぎると起こりやすくなりますので、肩こりを解消するために鎖骨と胸骨の交わっているか所にある胸鎖関節の調節が有効です。


(b)偏頭痛とはいえませんが、クモ膜下出血などになる前兆として現れる。

このときは他に吐き気がしたり、さまざまな前兆が起こります。CTスキャンなどで脳内を映しだせる検査器具の整った医療機関へいき、できるだけ速くチェックしてください。


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