カウンターストレイン★★★
痛みのない安全な治療があった!らくな姿勢を90秒続けてゆっくり戻すだけでいいんです。きっと受けてもらうまではその効果の素晴らしさは、伝わるはずがないものの代表選手です。体のすべての関節がこのカウンターストレインで、短時間で簡単に無痛で調整でき、その効果も高く長く持続するというおもしろいワーク方法です。その理論の一端を紹介しましょう。
(関節が硬直したり変位する事で、体の伝達物質や神経の流れなどがよくなり、腰痛や肩こりだけではなく、身体のバランスを容易にスマートにしていきます。思った以上に応用範囲の広いテクニック。)


★カウンターストレイン(無痛)-比較的長期治癒
カウンターストレインとは、非常に安全で治療効果の高いテクニックです。
★カウンターストレインメリット
★原理は次のようなものです。
★この治療を成功させるには、最大限に短くたるませた筋肉を中立位の長さに戻すとき、ゆっくり戻す必要がある。
●あと、カウンターストレインでの治療結果が他の治療法と比較してもより長く持続することの説明をします。
●このときの重要なポイントは、その”患者さん自身の力でもとに戻る”ということです。


★カウンターストレイン(無痛)-比較的長期治癒
  1. 関節・筋肉調節を静かだがパワフルにおこないます。
  2. 関節や筋肉の大きな変位があるときなど無痛で矯正
  3. 変位方向と大きさ、関連筋肉などを正確に理解して微妙な調節が必要。


カウンターストレインとは、非常に安全で治療効果の高いテクニックです。


★カウンターストレインメリット
  1. この技法は非常にソフトなので、体が弱い高齢者や、妊婦、幼児などの治療としても安全であり、非常に効果があります。
  2. 慢性患者の治療に対しても強力な武器になる。
  3. 関節の可動域が制限された患者、(癒着を伴う関節のう炎、脊椎分離症、手術後など)でも痛みや筋緊張がよくとれる。
  4. 神経の異常興奮を起こしている患者に対しても、姿勢で痛みをとる技法が応用できる。
  5. 他の手技療法を併用することが出来る。
  6. 炎症部位(すなわち腱炎、滑液のう炎、筋膜炎、肋軟骨炎など)を鑑別する診断的な価値も多い。また、神経反射の異常を取り除いてしまえば、筋肉の緊張もなくなり、炎症のしょう液のうっ滞が減少し、体の自然治癒力が発揮しやすくなる。


★原理は次のようなものです。
  1. 関節をもっともらくな位置にもってゆき、リウマチ様の痛みをとること。
  2. 固有受容器の反射障害によって起こる持続的な異常ストレイン(緊張)信号を、反対側にストレインをかけることによって解消すること。


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そのためには、異常なストレイン信号を出している筋肉を短くしてたるませ、そのストレイン信号を消せばよい。普通の姿勢のままでは、この痛みは何年続くかわからない。だが、90秒間、反対側(カウンター)にストレインを掛けるだけで消失してしまうのである。そうすることにより、曲がりにくい方の筋肉のずれは元通りの位置に労せずもどります。
通常、整体術やカイロなどでは、治療師が患者の体をぼきぼきならすことがあります。しかし、この治療法ではそのような音がでることは聞いたことありません。治療している治療師の方は、一定時間無理な姿勢で患者の体をホールド(固定)し続けなければならないのでストレスは大きいのですが、そのぶん患者にとってのストレスはほぼ皆無といってよいでしょう。かえって治療中はよりリラックスすることになります。


★この治療を成功させるには、最大限に短くたるませた筋肉を中立位の長さに戻すとき、ゆっくり戻す必要がある。
ストレインを受けた筋肉には患者の訴える主観的な痛みや筋力低下があるが、その拮抗筋には客観的な証拠(圧痛、緊張、浮腫)がある。
らくな姿勢をつくり、痛みを永久に消失させるには、拮抗筋を最大限に短くしてたるませ、痛みのある筋肉をもう一度引き伸ばし、それからゆっくり中立位に戻せばよい。ゆっくり戻せば機能障害が再発することはない。


●あと、カウンターストレインでの治療結果が他の治療法と比較してもより長く持続することの説明をします。
手首が痛かったら、その手首を曲げやすい方にちょっとだけ強く90秒間曲げてみてそれをゆっくりと元に戻すだけです。そうすることにより手首のなかでは次のような筋肉のストレッチ変化が起こっているのです。曲げやすい方に多少のストレスを掛けることで、手首の周囲の筋肉はこれ以上曲げられてはいやだから、曲げられている方の反対側へとバネのようになってびよよよんと反発する力が生まれます。その力を応用して、90秒間のホールドのあと非常にゆっくりもとまっすぐな位置に戻してそのままにしておきますと、他者からの圧力ではなく自分自身の内部の筋肉の力でちょうどよいところへ筋肉はおさまっていきます。

●このときの重要なポイントは、その”患者さん自身の力でもとに戻る”ということです。それは、他者が外圧をかけて、えいっつとトラスト(脊椎を一気に力強く曲げたりすること)をすれば、必ず患者の身体の内部では、その受け入れざるおえない外圧を受ける力と同時に、そこには大きなストレスとしてかかるのでその外圧に逆らって反作用する力が掛かります。その反作用の力が患者体内に残り続けますので、結果はどんなに強くトラストしても思ったほどの効果は期待できないのです。

しかし、カウンターストレインのテクニックではその反作用のストレスがほぼ皆無の状態でありその患部へのシスト(筋肉ストレスなどによりおこる)が増加しないことと、自分の力で自然にその正常になるための場所へ筋肉が移動しますので、本来自分の筋肉が本当におさまるべきところを無意識のうちに知っていてその場所へ送り出すための助けができるのです。


★また、カウンターストレインについての日本語の書籍は少ないのですが、なおしていくための原理を押さえて、慎重に研究していけば、独自のカウンターストレインメソドが確立できるようです。


★カウンターストレイン(無痛)-比較的長期治癒
カウンターストレインとは、非常に安全で治療効果の高いテクニックです。
★カウンターストレインメリット
★原理は次のようなものです。
★この治療を成功させるには、最大限に短くたるませた筋肉を中立位の長さに戻すとき、ゆっくり戻す必要がある。
●あと、カウンターストレインでの治療結果が他の治療法と比較してもより長く持続することの説明をします。
●このときの重要なポイントは、その”患者さん自身の力でもとに戻る”ということです。
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