平均寿命と健康寿命。世界で比べてみると(2003年WHO調べ)
| 平均寿命(歳) | 健康寿命(歳) | 不健康期間(%) |
| 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 |
スイス | 77.3 | 82.9 | 71.1 | 74.4 | 8.0 | 10.2 |
日本 | 77.9 | 84.4 | 71.4 | 75.8 | 8.3 | 10.6 |
スウェーデン | 77.6 | 82.3 | 70.5 | 73.2 | 9.2 | 11.4 |
オーストラリア | 77.4 | 82.6 | 70.1 | 73.2 | 9.4 | 11.4 |
アイスランド | 78.2 | 81.3 | 70.5 | 71.9 | 9.8 | 11.6 |
アメリカ | 74.4 | 79.5 | 66.4 | 68.8 | 10.8 | 13.5 |
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表を見てください。
スイスよりも日本のほうが平均寿命が高いことがわかります。
ですが、健康寿命で比較すればスイスのほうが不健康期間が短くなります。
不健康寿命を短くしたい。そうだれもが願うことでしょう。
人生の終焉を迎える際まで、健康を維持することができるように。
健康不安を解消したくなる欲求は、 食欲、睡眠欲、性欲などと匹敵するほどの強い欲求があります。
若いときにはそう考えることもない、もっとずっと遠くにある話だと感じるから。
老後のことを考えて健康を維持しようと考えなくても、
今の生活をより健康的にしていくだけでいいでしょう。
ただ、体の些細な痛みや張りや不快感などの情報を無視してはいけません。
敏感に体の不具合を察知していき、それを放置しないことが大切です。
ニューヨークではブロークンウィンド理論に基づき、
町の落書きや小さな犯罪を取り締まり劇的に安全な生活を取り戻しました。
小さな犯罪を許容する気の緩みが大きな犯罪を生み出します。
若いときからのこの小さな不具合を見逃さないで対処する行動力が大切。
そう考えてやみません。
気のせいだ、と決め付けないで恐れずに。
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