マッサージの勧め(オイルマッサージ・整える皮膚マッサージ/アイロンマッサージ

・週一度のオイルマッサージを習慣づけましょう。

マッサージの仕方は、バージンオリーブオイルか太白のごま油などで結構ですから、それらを身体に少量づつ塗ってマッサージをおこないます。ちょうど流れるような形で大きめなストロークで脚部でしたらソケイブから膝まで内側はなで上げるように外側はなで下げるようにおこなうとよいでしょう。
腕につきましても内側はなで上げて、外側はなで下げるような形で。
リラクゼーションを目的とするときには少量のオイルを使い軽く擦るというような感じで皮膚の表層をするすると滑らせるような形でおこないます。
深部層のマッサージまでも目的とするときには少し多めのオイルを使い最初は軽く擦る程度で徐々に力を入れたストロークにしていきます。
足、足首、ふくらはぎ、ふともも、前の脚部からソケイブを入念に。そして臀部、腰部、腹部、そして胸部。特に胸部では胸骨の上と肋骨の一本一本の間の肋間筋を入念にアプローチ。つぎに首。できるだけ身体を立体的に前後左右くまなくとらえておこないましょう。
筋肉の流れにそった形でストロークをする方法と、経絡の流れを意識しておこなう方法がありますが、とりあえずは前者の筋肉の流れを見る方が簡単ですのでご自身の筋肉がどういうように流れて伸びているのかを確認しながらという感じでストロークしていってください。
そしてマッサージが終わったら身体内の老廃物をおいるとともに排除する意味も込めてシャワーなどで軽く洗い流してしまうとよいでしょう。より理想的なのは遠赤外線サウナなどに入りますと非常に効果的です。

オイルマッサージの効果としては、身体内のオイル(滑液)不足の箇所にスムースにオイルを吸収してくれます。1〜2分でかなり深い深部層の皮膚までオイルは吸収されるのです。4.5分で骨髄まで達するそうです。
筋肉疲労がたまっていたり滑らかな動きをするためにはときとして外部からのオイルの供給が必要なのです! ですから油にまみれるだけでも効果はあります。
あとは比較的即効性のある消炎効果・免疫機能の向上があります。
リンパ液、血行促進など。
正式なオイルマッサージをと考えますと利用するオイルの種類などをいろいろ吟味することが必要になってきますがまずは手軽に気軽にやってみるのが良いのではないでしょうか。だいたい1000円以内でできるでしょう。
ぜひトライしてください。
注:パッチテストのようにオイルを腕の皮膚の内側などにちょっと付けてみてかぶれるか、かゆみが出るかどうかをチェックしてからおこなうようにしてください。呼吸器系の弱い方の場合大変皮膚が荒れやすいという特徴があります。そのケースですとオイルマッサージがあまり身体的にあわないかまたはホホバオイルのようなより皮膚にやさしいオイルを使うことが必要となりますので、その時には専門家にお尋ねするようにしてください。
またご使用のオイルはできるだけ酸化させないように使用後は冷暗所に保存するようにしてください。酸化したおいるを使うとすっごくかゆくなりますからご注意ください! より深くを理解したいと興味をお持ちになられましたらその時にはオイルマッサージ関連の書籍をお買い求めください。



rinpa.jpg

ここで参考にリンパマッサージのときにおこなう筋肉のマッサージの流れ図を紹介します。


1999/08/11

絶対お勧め!

筋肉痛・関節痛などには以下のようなマッサージオイルが大変有功です。
オリーブオイル:ピーナッツオイル=1:4
(ピーナッツオイル4に対してオリーブオイル1の割合で混ぜてください。)


以下あった方がよいけどなくてもOKなもの!
精油:ラベンダー 1〜2滴(1〜2日でオイルになじんで香りが出てきます)

フラワーエッセンスのオリーブ 1〜2滴少量のひまし油などを混ぜてもよいでしょう(うちでは混ぜちゃってます^^1)

それをプッシュ式のボトルに造り置きしておき、
日頃より筋肉疲労がたまっているところに塗り込んでいくようにしましょう。
疲労が蓄積している時には、毎日。ある程度の疲労を取りたいだけでしたら3日おき程度を数週間続けてみるとよいでしょう。かなり体が軽くなってきます。
あと、できればオイルを塗る前に、毛穴を開いてよりスムースに浸透させていきたいので体を温めたり、オイルを人肌程度の温度に温めたりする気遣いがあればより効果的です。
疲労回復・消炎効果・免疫機能の向上・美肌効果などがあります。
上記のオリーブオイル・ピーナッツオイル・ひまし油などは酸化しにくい種類のオイルなのでいたみづらいので使用していても安心ですが、できれば遮へいボトルの中で冷暗所で保存してください。

そのケアの積み重ねで、身体内の筋組織が悪くなっていくところも改善されていくでしょう。
例えばすねが歩くと痛くなる人の場合には、
すねの筋肉(前けい骨筋)がシンスプリントをおこしている可能性があります。
シンスプリントとは、一見ただの筋肉痛に見えますが、
顕微鏡レベルで観察していきますと、痛みの出ている筋肉に細かな断列が起こり
針で突ついたような細かい傷がついている状態です。

その様なケースでは、整体などで速効で対処できるものではなく、
やはり徐々にその筋肉組織に栄養を与えてケアして改善していくことが大切です。

・整える皮膚マッサージで簡単で効果的なマッサージ

非常に簡単で効果的なマッサージ方法を御紹介いたしましょう。
副作用もなく道具も必要ないし力も全然必要なし。
5分のちょっとした隙間時間を見つけてやることができます。

皮膚を通常のマッサージでは圧をかけるような刺激を与えてマッサージをおこないます。しかし皮膚には圧をかけられると皮膚抵抗が起こり、その圧による刺激の多くがその抵抗により効果が減じてしまいます。 それに対して皮膚を軽くつまんで上に引っ張りあげるというテクニックがあります。
ちょうど見た目にはつねるというような感じになります。その時に皮膚の下でおこなわれていることといえば皮膚抵抗は引っ張りあげられることでは起こりませんので、その持ち上げられたことによりその皮膚の下層が血液やリンパ液の流れやすいエリア状況となり滞っていた箇所があれば乳酸や老廃物をも流れ去ってくれます。

やり方としての注意点は
@指で皮膚(筋肉ではないです!皮膚、皮って言う感じです!)を痛くないように軽くつまみ、”できるだけ高く”引っ張りあげること。何度もこのマッサージをおこなっていると自然に引っ張る量が増えてきますよ!それはとても理想的なことです。
Aその引っ張りあげる力は指だけを使うのではなく腕ごと引っ張りあげるようにすること。

ちょっと痛いなぁ!というくらいのつまむ力を使いますと皮膚の浅いところの筋膜の癒着がはがれていることとなります。
しかし当初の目的を心地良くということで納めておいていただきたいので、あくまでも心地良いくらいにあまり痛みを感じないような皮膚の引っ張りかたをご自身なりに研究して見てください。大変簡単でものもいらず力も使わない効果的なマッサージ方法なので、ご自身で時間のあるときなど何かをしながらでも結構ですからおこなう習慣をつけてみましょう。例えばこまめにこれをフェイスマッサージにとりいれますとかなりみずみずしい状態となります。または炎症などを起こしているところの周縁部分に施しますとより短時間にリンパ液や血液の周りが良くなることもあります。ただし炎症している部位についてはつうじょうアプローチをしてはいけません。クールダウンさせるために冷湿布を行い、炎症がひいてきたときを見計らって温湿布に変えるようにするとよいでしょう。


・アイロンマッサージ

アイロンマッサージとは、Yシャツなどをしゃきっとさせるためにかけるあの家庭用のアイロンである。

濡れタオルをよく絞ったものと乾いたタオル、そしてアイロンを用意しておきます。
やり方は例えば背中ですと脊柱起立筋という背骨の両サイドに平行にあります筋肉を取り上げてみましょう。まずはその脊柱起立筋の上に塗れタオルをひき、その上に乾いたタオルをしきます。その時に濡れタオルは十分に絞ってあまり水が滴るというような形に放っていないようにしてください。特にどのくらいの濡れかげんがよいかがまだあまり理解できていないときにはちょっと湿っているていどにしておきましょう。
それからアイロンを低ぐらいのメモリにしておきましょう。次にアイロンをかけていきます。ゆっくりかけると熱くなってきますので、最初はさっっさっと手早く2回程度かけてみます。そして手をそのアイロンをかけた上に手を乗せてどれくらいの熱さかを確かめます。そして熱いかどうかの確認をしてみます。

かけられている方は、非常にからだの芯まで暖まる温かさで非常に筋肉が弛緩していきます。起立筋とくに首に近いところですと自律神経系の流れがよくなるようです。
費やすお金がほとんど必要なく、手や足などは自分でちょっと恐怖心があるのですができちゃいますし10分以内の短時間でかなり深いリラックス効果が見込めます。
くれぐれもテレビを見ながらかけるとかしないで十分に注意深くおこなってください。
また肌の上を直接アイロンがけするようなことはくれぐれもしてはいけません!
あとは最初は短時間であまり後で影響がでないような温度から、十分注意しながらおこなっていくとよいでしょう。

最後に、体力が極端に落ちてしまっている方、高齢の方などは”自彊術”がお勧め。
身体には負担がなくまんべんなく刺激を加えることができます。書籍が幾刷か出版されていたり講座が持たれていますので要チェックです!人によっては即効性などは期待できないでしょうが、講座に通われていますお客様がよいと勧めてくれました。Thank -you-Miss, K.A.
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