forest.gif ●ボディワイズのワークの構成
1999/11/23現在、以下の3つから構成されています。
@施 術 1.5時間以上 (身体のブロックポイントを解除)
A行動のワーク0.5時間(身体の合理的な使い方を理解、トレーニング)
B自分でできるワーク方法のアドバイス主にペーパーなどで適宜配布いたします


ワークの回数:クライアントの身体状況によりますが、通常は10回前後。私の腰痛はかなり重いんです、っていう方なども1〜2週間に一度お通い頂いて10回前後です。もちろん状態が軽ければより少ない回数となります。ただし重い状態のアトピー性皮膚炎の方や他かなり身体コンディションが思わしくない方は意図的に体質を大きく変化さますので20回以上になることもあります。初回のワーク時に各人のボディチェックをしたときにその目安をお伝えしておりますので参考にしてください。

適切に計算されたワークにより 施術で体の中のブロックポイントを効率的に解消していき、
行動のワークで自分の身体を効率的に使うための方法を理解していただきます。
この2つが揃わなければ、慢性的なご自身の症状などがあるときには一時的にその痛み等が解消されたとしてもじきにまた同じような痛みが出てきます。

それではいたちごっこですよね。
そうならないためにこの二つの構成をワークに取り入れる事が必須となり、それが他の施術院とボディワイズとの大きな違いとなります。

また施術の効果を高めるために大変効果の高いサポートツールとして、カッピング、遠赤外線ドーム型サウナなどを取り入れております。
注:遠赤外線サウナのみオプション


ボディワイズのワークのニーズが皆様にある理由。

理由その一:日本人は大腿筋を使って歩くことにより骨盤が歪みやすい。非常に多くの方が腰痛や肩こりを抱えているのもそこからの影響も大きいのです。
日本人は大腿筋を使って歩いていますから必ず骨盤の上方が前下へ押し下げられる形となります。もともと大腿筋は階段を上ったり降りたりするときに使う筋肉。それを誤用していることにより年齢とともに骨盤のずれが多かれ少なかれ起こるようにできているのです。その骨盤のずれは脊柱を歪めた状態で立たせる結果となり上半身の重みを腰の筋肉群で支え続けなければならない状態となります。本来は腰の筋肉ではなくって脊椎の椎骨をうまくバランスを取って支える、つまり骨で体を支えるので筋肉の硬化はそれほど起こらないように創られているのですが。
体に負担をかけて身体を歪める、不合理的な動き方を身につけている。それを改善。それをチェックして改善しなければまたかならず身体は歪みます。それを改善するオリジナルメニューが用意されています。

理由その二:身体の歪みを自己解放することって大変難しいんです。 慢性的な身体の歪みは自力で解放するときに大きなリスクがあります。なおかつ長時間を必要とし成功率が非常に少ない。
ですので職業としてダンスやバレエ、スキー、声楽をやられている方、俳優をされている方など、身体を表現手段の一つとして使うプロの方や、太極拳などをやられていてその上達のためにこられる方も多くおられます。そして多くの成果を得られております。
自己筋膜癒着の解放のリスク:自己での歪みの解消、例えば姿勢を無理矢理よくしようと気を付け続けると、変えって複雑な脊椎側湾症のパターンとなってしまった小学校の生徒の例や、リバウンドや好転反応と呼ばれるものと身体の状況の悪化を読み間違えるなど。

筋膜を解放するワークは、ワーカーにとってもものすごく多くの経験に裏打ちされた計算と労力を要し神経の集中がいる大変なもの。通常の方が同じようなワークをしようとしたら2〜3日起き上がれないほど。。
一般の方が知識なく行うと身体バランスを大きく崩してえらいことになることも。やろうと思う人はいないと思いますが。^^!

理由その三:いくつかの歪みの法則への対処
・一度歪むとその歪みは助長されてより悪くなることが多い
・一度歪みが生じても軽度の歪みならば身体をまんべんなく使うことで自然に解消できるが、慢性的なものは自然に解消されることはない。(理由:慢性的な歪みを持つと、その歪みはもう自分自身の身体の中に同化してしまいその歪んだ状態でバランスを取ってどうにかやっていこう!っていうアップアップの状態ですから。)
・歪んだ姿勢や動き方は自分の気づかないうちにおこなっていて確実に新たな筋膜の癒着を生み出しブロックポイントを増やしていく。
・無駄な動きをして体力を浪費している。
・無駄な鎧のような硬化した筋肉をつけてしまって体力を浪費する。
・無駄な筋肉の硬化や運動パターンのストレスは血管やリンパ管などを過度に圧迫して代謝を悪くし、栄養不足の身体のエリアを創ったり免疫物質をうまく運べなくなったり。
(歪みのないスムースに体液が代謝できる身体状況で、身体の慢性的な不都合は起こりずらいですよね。だから身体の歪みを解消していくだけで多くのクライアントの気になっていた状態が自然に解消していったのですね。)

理由その四:部分的な痛みはその場所の炎症を取るだけでは問題の解決にはならないでしょう。慢性的な痛みがあるときなどでは身体の奥深くの深部層の筋膜の癒着があるときには、こちらまでもが解消されなければまた同じ痛みの繰り返しでしょう。表層の筋膜の歪曲のみが問題であるときにはその限りではありませんが、比較的それだけが問題っていう方は少ないのが現状です。

理由その五:ワーク効果の期間
一度しっかり筋膜の癒着をはがし、身体の使い方を改善していただくことで筋膜の癒着がすぐ元どおりまでもどってしまうということはありません。例えば10年かかって創ってしまった筋膜の癒着部位を解放してしまえば、同じ状態までなるのにその10年と同じ時間が要されるっていうことです。
また筋膜がはがれることにより、今迄流れることができないほどの深部まで身体の奥まで血液が流れ出します。それにより血行による身体内からの内圧で筋肉が常にマッサージされ続けます。身体の内圧によるマッサージは施術による外圧に比較して大変ソフトですがもっともやさしく時間をかけて身体の体質を変化させてくれるすばらしいものです。ですから身体の使い方の修得の度合いにもよりますが半年以上にも渡ってワークが終了しても身体の柔軟性が上がり続けるという現象が起こります。そして私どものワークテクニック等の向上により飛躍的にその効率もアップしています。

理由その六:安全性の問題
危険な関節の瞬間圧迫等は行いません! 施術は外圧により身体にアプローチしていくものですから、身体にはそれだけ大きな負担がかかるもの。それが大前提です。大きなリスクがあるものなのです。ですからこそそのリスクを軽減していくということはクライアントの方々にとってもメリットがありますが、それと同時に私どもにとってもそのリスクを少しでも少なくして安全で快適なワークをしていくことの意味は大きいのです。従って、施術でアプローチするヶ所は筋肉や筋膜などの軟らかい軟部組織とよばれている元来クッション性のあるものに持続的な徐々に加圧を加えるような方法をとっていきます。または関節についてのワークも、関節部位にある関節包とよばれる関節のクッションを正常化させるような意味合いの関節の引き離し程度です。

理由その七:ワーククォリティの問題
いままで様々なワークテクニックを実際にクライアントの方々にお受けいただき、優れた効果のあるワークテクニックを作り上げてきました。長時間のワークをベースに 一人一人のクライアントとしっかりと向かい合い、ワーク効果を知るためともなる貴重なモニターレポートを提出していただいたりして、よりよいものを目指し続けてきた結果です。
個人的なことなのですが身内のものが体調を崩し本人曰く死ぬかもしれない・・・と思われるような状況下でも、ワークテクニックを磨き続けたおかげで即対応ができました。日頃、もし身内のものがなにか大変なことが起こったら僕の手でなんらかのケアできることがあればと考えております。(父が若くして職業病の脊椎の椎間板ヘルニアがもとで亡くなっておりまして、そのときにはまだボディワークという職業に就いておらず僕自身に何か出来ることがあればと悔しく思ったことが、実際にしっかりと対応できるようなテクニックでなくてはだめじゃないか!という気持ちがあるからでしょう。)そしてクライアントに対しても全く同様な思いです。安全で効果がなければ意味がないです。どんなワークテクニックでもオールラウンドなワークテクニックっていうものはなく、様々なワークテクニックのもっとも得意とする対応状況を見定めて使っていかなければならないので、多方面のワークテクニックの研究が必要となりますので時間がかかりました。
私自身がこの目で確かめた確実なワークメソドの追求は、現在の財産となっております。ワーク効果のデータの記録は継続的に続けられております。自分に厳しく考える私自身でもようやく満足できるようなものを提供できるようになったと考えています。

理由その八:モニタークライアントのワーク卒業者数
私どものワークはただ身体の痛みを解消していこうというものではありません。それは身体の硬化した筋膜の歪みを整えていく過程や身体の使い方を学に際して多くがその問題に何らかの改善がなされていくことでしょう。それとともに今まで感じたことのない体の軽々とした動きを可能としすばらしい体型・姿勢・歩き方を手に入れることがより大切だと考えています。
今までモニタークライアントが200名以上ボディワイズのワークを卒業していかれました。(卒業率97%)その卒業は、試験というわけではありませんがこのページ下方にある写真のように姿勢が美しくなり大腰筋ウォーキングという歩き方が合格点以上いかなければ卒業とはなりません。(注:卒業すると後々にわたり身体に不調が起きたときなどにメンテナンス予約を受けられます)そのような規定の中、今まで腰痛で体を動かすのも辛いといわれていた方や80歳の膝を悪くした男性まで10回前後のワークで見違えるほどの進歩を遂げます。特別な身体トレーニングを積んでいない方々でも見違える身体を手に入れることができます。いわんやダンサーやアスリートの方々おやです。身体の使い方の概念を変えることが、その成功率の秘密です。

他どんな日本人にもボディワイズのワークが必要な理由
・ブロックポイントの存在をご自身で認識できる

またワークを受けたかたのなかでは次のような感想を述べられた方が多いです。
・集中力が付いてくる
・姿勢が整いスタイルが良くなる。また体型が男性だったら男性らしく、女性でしたら女性らしく変わっていった。
・顔の左右が対称になった。
・目の下のくまが消えたと同時に顔が色白になった。
・生理痛がなくなった。
・ストレスに強くなる(これは本人の身体の歪みのパターンによりストレスに弱い状態に追い込まれているときに顕著。)
・体力が回復してくる。
・ダンスのオーディションに受かった
・生まれてこのかたこんなに体が軽く感じたことがない。いつも身体のどこかに不調があるのが当然だったのに、いまでは少しの不調も許せなくなった。 などなど。。。これらはほんの一部です。
ブロックポイントの解除メリット

・筋肉それぞれが持つ本来の役割にもどれる。従来持っている筋肉の柔軟性が回復。筋膜の癒着による動きの制限や身体の歪みのメカニズム。浅いそうの筋膜の癒着のみではなく深部の筋膜までが解放されること。
数回のワークで身体のベース(抗重力筋)が整えられる。それからその人の持つ特徴的な歪みのパターンに直接的にアプローチしていく。
・関節の可動性が回復する。
・ブロックポイントが解除されると、今まで入っていけなかったような毛細血管まで血行が促進される。その血行により身体の内部から筋肉や身体の各組織を内圧でマッサージして身体の改変される。これがもっとも自然治癒力が高まり、身体にやさしい優れた変化を生み出す。(施術などで外圧を受けることによっての身体の変化には必ず身体の組織が変わるまいという”抵抗”が起こります。しかし筋膜の解放による内圧でのマッサージにはその抵抗は全くなく、スムースに長期間2〜3ヶ月に渡って身体の改善に寄与してくれます。)
・体液の流れを筋肉のしこりによってまたは功かのパターンによって圧迫しとめていたヶ所がある。それにより新しい体液(血液やリンパ液、重要な免疫物質なども含む)を供給されることなく、また二酸化炭素や筋肉疲労物質の乳酸などの老廃物を含んだ体液が廃液されるという代謝を妨げる。それにより身体のダメージが残りやすく解消しにくくなる。
人体は固体30%で液体70%。つまり液体として存在しているという事実を理解することが大切です。


筋膜が解放されていったあとで、それから身体の状況を維持そして発展させていくための必要性。自分の身体を楽になるように使えばどんどん楽になるし、その反対に辛くなるように使えば辛くなっていくという単純な理論についての再確認。通常の整体やカイロプラクティックに通っても、慢性的な症状は通うのをやめるととたんに状態がもとにもどり悪くなるのは、実は身体を辛くなるように使うという悪いパターンを身につけていて(悲しいことですが自分自身そうしようって考えていない無意識のことでもそのデメリットは必ず出てきます)それを何ら改善していないので当たり前のこと。身体の歪みは自分の姿勢や動き方にストレスが溜まるような歪みや負担があれば自然と溜められていきます。それが身体に不自然な歪みを持たせてしまう大きな原因の一つです。
内骨格で体を支えるトレーニングによりはじめて身体を楽に使う、の意味が理解できます。しかしその状態を体験するためには筋膜が解放されている状態でなけれはぴんとこないです。ワークが進み、筋膜が解放されていくにつれて内骨格という骨という硬いもので体を支えることの楽さを体験されるでしょう。
身体の使い方のポイントのレクチャーにより合理的で無駄のない動きや姿勢などを学ぶ必要がここにあります。


身体の柔軟性が取り戻されてくると。

身体の筋肉が硬くなって戻りが悪くなっているとき、または戻らずに骨と同じ硬さであり続けるとき、筋肉をあたかも骨と同じように硬くすることによって、立つ、歩く、座るなどの運動をしてきました。
つまりその硬くした筋肉を頼りにしていたので身体のバランス調節が非常に縛り付けられて固められているようなごわごわしたものとなっていました。硬くぎくしゃくした動きです。ちょうどある意味では柔軟な筋肉、筋膜、脂肪などの軟らかい組織があまりない旧型のロボットのようなイメージです。

しかし身体の筋肉が十分に解放されてくるといままでは身体全体を固めていた状態では考えられないほどバランス力が付いてくるチャンスが生まれます。もともと人間は立つときなど身体を地面に対して垂直に支えるときには筋肉を固めてたつ動物ではありません。例えばタコという軟体動物は立つことができますがしかし立つために体の筋肉全体を硬くすることによってたつので、他の一本の手を大きく上に挙げたり工具のドライバーを握り締めてネジを回したりなどの作業ができません。それに対して人間は身体の中にある”骨”で体を支えるようになっておりますから、筋肉を固めてしまう必要がないわけです。ですから立っていたとしても筋肉を自由自在に使えるのです。私どもの身体が解放されてくるということは”骨”で体を支える感覚を鍛えることを必要としています。

よって今まで頼りにしていた筋肉を硬化させて骨の役割を終えるときに骨で体を支えることを覚えなければなりません。
ある意味、それは今までとはバランス感覚的に見た目は僅かですが感覚的には大きな隔たりがありますからそのことを気づく必要があります。
(その感覚をみがくこととは、普段大腰筋を使って歩いているだけでかなりの成果が挙げられます。)
そしてそのあとには身体をうまく脱力しながら全身の筋肉をいかにうまく連動させて動かすことが出きるようになるかどうかが勝負です。これはフェルデンクライスメソドなどを学ぶことで対応するとよいでしょう。・・・ここまで行けたら疲労度や身体の凝りなどが極端に減少しますのでいつまでも美しく理想的なプロポーションが続いていくことでしょう。
きっと幸せな人生になることでしょう!


モニターになられた方の写真のほんの一部。他に多くのクライアントのモニター写真ストックがあります。^^)(モニターレポートストック数2000/7/1現在215名)
スタイル、よくなったでしょ。よいスタイルであることって、内骨格でバランスを取りながら立たないとできないことなんです。身体も余分な筋膜の癒着による硬化した筋肉の鎧をはずさないとね。その他、一見するとただちゃんと立てるようになったじゃん!っていう裏には様々な身体的な変化や改善がなされているんです。本来しっかり立つことを覚えますと、上半身は空中に浮いていて下半身はあるのかどうかわからないっていう感じ。(ちなみに真っ直ぐこのように立てませんとワークの卒業はありません。しっかりやられている方は、今までの実績では皆様スタイルよくなりました。スタイルが変わらないと体質も変わりませんからね。ワーク前は、人それぞれ立ち方がまったく違います。その立ち方を見るだけでも多くの身体の情報が読み取れるんです。ワーク前のチェックでは倒れないように前傾して必死に頑張ってます。これで筋肉の力を抜くと間違いなく前によろけて倒れます。それを筋肉を骨のように硬くして立っていますから、ソケイ部、首、腰、大腿筋、臀部筋、ふくらはぎ、前けい骨筋(前すねの筋肉)、肩、・・・非常に硬くなってしまっている筋肉や筋膜の癒着が多いものです。そして他もっと深く状況を読んでいきますといろいろわかってくるんです。実際のワークのときにより大切な詳細を説明していきます。横隔膜や肋骨などに関係がある呼吸器系や内臓などなどについてより適切に。ご自身のからだについて共に理解を深めていきましょう。)

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