潜在意識と顕在意識。


身体は、わりと無意識のうちに動いている事が多いですよね。意識してコップをとるときに意志の力で、「手をコップの手前に伸ばして、コップをつかもう。そうそうコップをつかむときに握り潰してしまったり、つるんとにぎることができなくっておとすことのないようにしなければ・・・」などとは考えていませんよね。
そんな事をしていたら疲れてしまってしょうがないです。
これは無意識のうちにからだを動かすプログラムが出来上がっていて、それに頼っているからできる事です。この一度学習をして行動プログラムを組んでしまえば、楽に動く事ができるようになるというメリットは計り知れません。しかし、そのプログラムがあまり思わしくない状態で組まれていたとしたらどうしますか。実のところからだの癖とか、日常の習慣の中ではいろいろと、ミスプログラムだと考えられるものがあるのです。そしてそれらのボディの使い方プログラムを理想的な動きかたのイメージを思い描く事によって、ただ単に体のみで癖を変えるよりもイメージの力を使い潜在意識を利用すればもっとスムースに変更できるものです。潜在意識への、かたりかけは静かな部屋や、とても神経をリラックスできる状態などでのイメージトレーニングで可能になります。

ボディワークでも、よい習慣をつけるために自分のからだの状態の気付きを得て、理想的な状態に変わった姿などをイメージトレーニングします。それにより潜在意識の中に入り込んだ行動プログラムが比較的容易に変更し、よりよい習慣を継続的に身につける事ができるようになります。