整体テクニック★★

骨盤調節って聞いたことありますか?

お尻には仙骨という骨と腸骨という骨があるんです。そしてその仙骨と腸骨の間には、仙腸関節という、わずか2-3ミリ位しか動かない関節があります。
「なーんだ、そんなぜんぜん動くかどうかわからない関節なんてあまり興味ないね!」といわれそうですよね。たとえば、新体操や運動の選手はいかにスムースに関節を大きく動かすかが重要ですから、そんな2ー3ミリの動きしかしない関節より、股関節の動きとか他の大きく動く関節ものに興味があるはず。でも待ってください。この仙腸関節が固まって動きが悪くなっているいる人はいくら体を鍛えても身体の動きが悪いままなんです。

この仙腸関節の動きをよくするだけで、体の筋肉は弛緩し、関節は動きやすくなります。 腰痛などの症状や生理痛、肩こりなどなどにかなり即効性のあるワーク方法です。 ((肩を触れなくても仙腸関節の調整だけで肩こりが治っちゃいます。不思議ですよね。))


★整体術のメリット
★治療の仕方
★整体術の治療院を選ぶときには
★治療師にとって整体術での治療は力技が入り、たとえ梃子の力を応用したとしても体力の消費は大きいです。
★整体にはリハビリテーションのテクニックを利用したものもあります。
★リハビリ整体メリット
整体テクニック/骨盤調節について




仙骨の可動性が確保されていればよい(固まれば変位)



人体相似を見抜きましょう。

体にはいくつか相似形の箇所があります。例えば、足の裏や耳や顔などなどには体の全体に関係するフラクタルがあります。フラクタルとは数学者が公式から発見したもので、コンピュータグラフィックで幾何学的な模様が描かれているのを見たことがある人もいるでしょう。あのフラクタルの図形は特徴として、その図形は微妙に変化しながらどんなに細かく計算していっても、同じ様な形が現れてくるのです。つまりその図形は大きなパーツで見ても、その大きなパーツの一部分で見ても相似な図形が現れているのです。そのようなフラクタル関係が人のからだにもさまざまな器官に出ているのです。リフレクソロジーという足の裏に体の各器官に関係の深い場所が示された箇所を刺激してゆくというもの。例えば足の裏の胃腸の箇所が凝っていればその胃腸の箇所に障害があると判断します。そのような箇所がいくつもあり、また仙骨の状態にもその体全ての症状が現れてきます。仙骨とは、からだの中心にあたるところといえます。それはその仙骨と腸骨のあいだにある仙腸関節を調整するだけで、体中が弛緩してしまうことからも理解できるでしょう。つまり、かなりこのポイントを要領よく改善して行けば体の諸器官にもよい影響がでてくるのです。その効果は非常に高いものといえるでしょう!骨盤調整では、まずはこの仙骨を理想状態にもっていきます。仙骨は、逆三角形の一枚の板状の骨ではなく、いくつものパーツでできていて精巧なジョイントによりわずかな1ミリとかのレベルで稼動している骨の集合体です。じつはこの微妙な動きには人間の体が動くためには大きな意味があるのです。この箇所が動かなくなれば体の全体が動けなくなるというものですから。したがってこの仙骨については十分に注意を払い解剖学上の知識を身につけてからワークを行なうことが大切です。

★整体術のメリット
  1. 体の関節の硬直化した箇所などを調節するので、比較的速効性がある。
  2. 体の左右のバランスを丁寧に調整していく
  3. 器具や薬品などを使わないので、副作用がない。


★治療の仕方
  1. 筋肉をストレッチさせたり、背骨などの骨の矯正が必要な個所に押圧する力を加えるなどです。
  2. 関節に負荷をかけてのばしたり縮めたりする点はマッサージとは大きく異なります。
  3. その治療範囲はほぼからだの全身に及びます。そして、体全身のバランスをはかれるようにしていきます。
  4. (私の場合ですが)おもに整体では骨盤の調整に時間を使います。
○骨盤を一定の力で、腸骨をハンドルにして、ずれている状態を解消できるようにうつ伏せに寝ている患者さんを、手で骨盤を足の方の大腿骨の付け根や座骨部分を押し上げたり、左右から押したり持ち上げたりします。基本的に痛みはなく、全身が即座にリラックスする治療法です。肩の凝りもかなりこの骨盤調節だけで軽快します。

また、別の視点でいうと、肩こりなどのコリの症状を修めるためには、骨盤の調節が必要不可欠だと考えています。それは以前私が同一人物で骨盤調節をしてからかとしないで肩のコリを解いてみたのでは、結果的に前者にはもみ返しが出なかったことと、肩のリラックスした時間が調節したものが3〜5倍程度伸びたことからもわかります。

ほかポイントとして胸骨と鎖骨が交わっているところの胸鎖関節の調節が大切です。また恥骨の調節も婦人科系の症状に対応するためには必須項目です。しかし、これらのポイントはもしずれがあるときにはその部分が必ずと言っていいほど炎症を起こしており、矯正時にかなりの激痛におそわれることもしばしばあります。

整体術のテクニックについては、治療中の事故につながる危険性がある手法ですからそのテクニックをまねて自宅でおこなうことは避けるべきです。


★整体術の治療院を選ぶときには

テクニックとしては、骨を矯正する段では多少なりともぼきぼきと音を立てることがあります。そのとき本来の丁寧なやり方ならばあまり痛みを感じるようにはしませんが、その音に驚いてしまうことはあるはずです。これが、整体術って痛そうで恐いというイメージが定着した理由だと思います。
不用意に脅かしたいのではありませんが、実際に、調節時の事故はあるはずです。

細心の注意を払ったとしても、治療師も人間ですから、何かの拍子でミスを犯すことはあるはずですし、そのときは危険性が大きいといわざるおえません。

肋骨や鎖骨などは不用意に加圧しますと比較的おれやすいですし、たとえ腕の骨などでもてこの原理を応用してしまえば容易にひびが入ります。それに、骨密度が薄くなっておれやすくなっている人などには特に注意が必要です。

したがって整体術に通院を考えている方は、必ずそれらの危険性がない治療師がいるところを探し出す必要があります。治療師からの問診の質や内容で、最低限、骨粗鬆症気味かどうかをチェックする質問をしてくれるところにすべきです。


★治療師にとって整体術での治療は力技が入り、たとえ梃子の力を応用したとしても体力の消費は大きいです。
よって、活きのいいサービスを提供するためには、極端な複数の患者をとることは避けるべきだと思います。その治療をする方の体力や技量によるものですが、私の場合は整体のテクニックよりも通常はカウンターストレインなどの力技以外のテクニックを積極的に取り入れて応用するようにしています。また、そのペースがかえってお客様にも負担をかけず、最適なようです。



★整体にはリハビリテーションのテクニックを利用したものもあります。

おもに身体のストレッチや患者の手足などの動かそうとする反対方向に負荷をかけておこなう筋肉トレーニングをおこなう手法をとります。

筋肉にこりやそれからよりひどくなったしこりがあるときは、何もせずに黙っていてもなかなか自然治癒力で回復へ向くことはありません。そのときには血行が悪くなりリンパ液、脳脊髄液が滞っていたりしている状態からストレッチをおこなうことで解消します。

あと、いくら筋肉の矯正や骨格の矯正をしたとしても、その矯正していくのに必要な筋肉の成熟がなされず、大変貧弱な筋肉のときは、まずは矯正に耐えうるような筋肉をつけることが要求されます。
どうしても、体のバランスを肉体面で調節していくには、積極的に取り入れる必要のあるテクニックだといえます。それは、体のバランスが崩れるときは、例えば左右どちらかの筋肉が緊張しすぎているときと、また左右どちらかが筋肉がなくなってしまい反対側に引っ張られるようになりますので、それらを矯正するためには筋肉の過緊張をゆるめたり、緩みっぱなしの筋肉を鍛えて本来の伸縮性をとりもどさせることが大切です。


★リハビリ整体メリット

  1. 無理な加圧をしなければ、比較的安全です。
  2. 効果は他者から受けるストレッチや筋肉トレーニングなど、どちらかといえばリハビリテーションのテクニックをもとにして作られた手法のように考えられます。
  3. 動作、機能がスムースになり、刺激に対して反応しやすくなります。
人間の自浄作用、治癒能力を理解して、できるだけ自らの体を動かすことによって体のバランスを取り戻しましょう。不調になったからと行って、ベッドに横たわり、コンディショナーから与えられるだけの”一方通行知慮”では効果半減ということです。自らも体の状態を知って、良いバランスを取り戻すためにこのリハビリに取り組んでみることが大切です。


★整体術のメリット
★治療の仕方
★整体術の治療院を選ぶときには
★治療師にとって整体術での治療は力技が入り、たとえ梃子の力を応用したとしても体力の消費は大きいです。
★整体にはリハビリテーションのテクニックを利用したものもあります。
★リハビリ整体メリット
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