座り方をチェックすれば、デスクワークも楽になる

□ 人間工学的なチェック方法のすすめ

 

椅子の問題点

身体への影響

痛みの訴え率

対応

背もたれの高さが不適当

腰背部の負担

57

背もたれの高さ、

角度を自在に調整

クッションがやわらかい

腹部圧迫、尻が疲れる

16

適切な硬さ

座面高さ奥行きが不適当

足が疲れる

29

高さ、角度を自在に調整

肘掛が不適当

肩がこる

24

高さ調整

椅子に座ったときの姿勢で起こる問題点と痛みの訴え率
(参照:現代人間工学/呉景龍+塚本一義著/森北出版)

memo
【人間工学】
〔human engineering〕人間の身体的特性や精神的機能を研究し、それに適合した使いやすい機械を設計したり、活動しやすい環境をつくったりするための学問。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
    
    自分に合うように椅子をセッティングすること。
    
    そうすればデスクワークの疲労度が減少します。
    上記表は人間工学の本を参照させていただきました。
    人間工学では、仕事中の作業能率をあげると同時に、
    作業する人の肉体的、精神的ストレスを低減させる。
    そのことをデータを取り科学的に検証した学問です。
    
    人間工学の知識があれば、
    自分の作業姿勢や環境を整え、
    能率を上げることもできます。
    疲労が少なくなることも気にいってます。
    もっと人間工学の研究成果が
    生活に役立つようになればうれしいですね。
    
    人間工学を学べば、
    体を多角的に理解するきっかけを与えてくれます。
    たとえば不良姿勢により被る負担が体にどの程度
    悪影響が出てくるのか予測できる計測値もあります。
    (直接的データではないですが、
    結果を十分類推させてくれるものです)
    
    『体にダメージを与えるものを取り除くこと』 が、
    体によりゆとりと健康を約束してくれます。
    この点が、体の使い方が健康の維持促進に重要、
    と考えるにいたった発想です。
    
    人間工学の本で気に入っているものが数冊あります。
    さまざまな数値化されたデータの裏づけをみると、
    意外だ!と思えるような結果を目にすることもあります。
    ちょっととっつきにくい本が多いですが、
    興味がある方は図書館で借りて活用してくださいね。
        
    ただこの椅子作業のデータをいただいた本は、
    『知的システム設計の基礎と実践』という副題が付き、
    他の人間工学系の書籍とは毛色が異なりますが。
    

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