カウンターストレインホームプログラム


以下のカウンターストレイン姿勢の効果
腰部・臀部・大腿直筋の筋肉でしこりとなった筋膜の癒着を解放
腹部の状態も改善されていく

{やり方}
●筋緊張が減少し、気持ちよく感じる姿勢を見つける。
痛みが和らぐ状態をクッションを座面の上にひいて工夫する。
●その姿勢を2〜3分保持する。(ゆっくりと深い呼吸をして、全身の力みを抜く)
●非常にゆっくりと元に戻す。椅子の下に足を下ろし30秒じっと静止してリラックス。
●1日に2回繰り返す。
●このプログラムを毎日3週間続ける。




@足を椅子の上に上げる。
その状態で3分キープ。
足をゆっくり下ろしリラックス。






 


 

A足を椅子の上に上げ
膝を開いていく。
その状態で3分キープ。
足をゆっくり下ろしリラックス。






 


 

B足を椅子の座面に踵だけ乗せる。
やや10〜15度程度外側に開く。
その状態で3分キープ。
足をゆっくり下ろしリラックス。





 


 

C足を膝を90度に曲げて椅子に乗せ、
外側に開くように曲げていく。
ただし力みが入るほどは曲げない
その状態で3分キープ。
足をゆっくり下ろしリラックス。


 



注意:A・B・Cの図は、左が横から見た図、そして右が上から見た図になります。


注意:このプログラムにより筋弛緩が起り、麻痺していた神経が活躍しはじめて30%の割合で一時的にかえって強い痛みを覚えることがある。また筋が張る感じがする事もある。これは改善のしるしであり不安感を強める必要はない。しかしこの筋の張りは通常2〜3日で消える。
また効果が持続するためにはクライアントの積極的な協力が必要である。2−3週間なるべく痛みを生じる姿勢を取らず、無理な力を入れないようにする。これが守れないとストレイン反射の異常が再発しやすくなり、治癒が妨げられる。一端組織が治癒してしまえばかなり強いストレインがかからない限り再発は考えられない。