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施術のご紹介 Bodywork


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ボディワイズにて日頃、利用する施術テクニック


ボディワイズの常用手技

(※ 上記技術はセミナーに通ったことがあるか、繰り返し愛読し学び続けている技術を含む)



私が好む施術手技


複数の手技技術を利用する理由

施術技術とは、どういうものか。

いうなれば仏師が仏像を彫るときにつかう、ノミや彫刻刀のようなものです。まずは原木に鉛筆で上下左右前後に、像の見取り図を転写します。すると、その像を作るに際して大きな削り取りたい部分があるのがわかりました。だから原木を荒削りに大きなノミでザッザクッと削りますね。そして次に中位の大きさのノミになり、大きめな彫刻刀に道具は変わります。徐々に指先や目鼻耳などの微細な細工をするのには、針の先のような細い先端を持つ仕上げの彫刻刀に。そのように、工程ごとに手順を追って握る道具が変わっていくものです。

最初から、小さな彫刻刀でカリカリ、コリコリ削っていたら、いつまでたっても終わりません。そして大きなノミで細い指先の一本一本を切り出そうとすればポキッと簡単に折れてしまうでしょう。

何を伝えたいかというと、施術技術がたくさん、たくさん世の中にあるというのをどう捉えるか。私は、仏師の仕事道具と同じだと思うのです。施術のテクニックもそのときそのときの工程でベストな道具を選んで仕事を仕上げて次に、次にと順を送っていく。私は、そのようなものであろうと考えて、各流派の施術法の垣根を超えてセミナーを受けてみたり、その道の先生の施術を受けにいき教えをいただいたり、書籍を読み込んでいったりというように既存の技術をできるだけ積極的に理解していくことに努めました。

ただ正直に申せば、それぞれの技術は、どれひとつとってみても極めるには奥深いものです。その単独の技術を専念して技術を用いるようにしている先生方には私の技術は及ばないところがあります。それであっても、この部分を削るにはこちらの道具のほうがいいといった技術の適材適所の選択をしてアプローチできることは、お客様にとりまして大きなメリットがあると思います。


私が、常用するパワフルな施術テクニック 『深層筋膜リリース テクニック 


上述の話の続きとなりますが、ただ、ひとつだけ私が誇れる施術技術があります。それは、私が独自に工夫をして深層筋部分を緩めるための工夫をした施術の技術です。名前は未決定ですので、とりあえずは『深層筋膜リリース テクニック』といたしましょう。名探偵シャーロック・ホームズが、問題を解決するときの観察力。それに似た観察眼から皮膚の下の見えないを見える化するため、鳥の眼 虫の眼で見抜く目が大切。虫の目の複眼、鳥の目の俯瞰で敏感に観察する。それも施術各派のなかでも有効だと思われる体の状態を分析し判断する方法を駆使して見抜いていきます。そして、見えたところのしこりのブロックを解き進めていけば、よりその下にある複雑な関係を縦横無尽に張り巡らす謎があり、それを解いていくというストーリーがあるのです。

ではなぜ深層部の筋肉を、解くことにこだわるのでしょうか?

それは簡単に申し上げれば、深層筋が硬化することで、呼吸代謝の悪化、血液・リンパ液・脳脊髄液などの循環の効率低下、骨格の根深い歪み強制、起立筋等が固まりが大きければ交感神経優位に鳴りっぱなしにより精神的な負担や症状の引き金になるなど。それに武術やダンス、スポーツなどを本格的に楽しまれている方々の運動性能を大幅に低減させてパフォーマンスを鈍らせるということも知られております。

深層筋部分の癒着がひどくなった方の問題では、お客様の生活上の自由を低下させ体調を停滞させている原因のひとつになっていることがあげられましょう。その深部のコリが本格的に長い年月を持って固められる場合は骨よりも硬い強度を持つことも散見されます。それではそれらの深層筋部分をどんどん解けばいいじゃないか、となります。ただ、その深層筋部分の癒着から生じたコリは、それは真っ赤に燃え上がる凍てついた炎症部分で作られた状態になっているのです。だから、その点を押されても圧を拒むものなのです。激痛ですから。通常に圧をかけると。信じられない程の強烈な苦痛を味わうことになるが、何が何でも解いてくれと言われて、素直に解こうとしても途中で音を上げられるか、見るに忍びない苦痛に顔をひきつらせ身悶えるのは。。。それにより深層筋部分をアプローチすれば、画期的な成果が上がるとわかっていたのだが、それがなかなかできなかったということであったのです。骨よりも硬くなってしまった筋膜の癒着部分をこんこんッと叩くと、陶磁器のカーンッとかキーンッとかいった、硬さの手応えを感じられますから。いくら痛みをこらえていただいたとしても、硬すぎて刃が立たなかったという大きな壁がありました。解いた解いたと言っても、その説いたときの深さが十分でなければ、早々に元に戻ろうとしてしまいます。それでは、実用的な、体の自由が広がる世界へと歩み進むには当たりが弱すぎて、施術成果の積み重ねというベースアップができません。

深層筋部分の取り扱いが非常に難しいのは、上述でお分かりいただけましたでしょうか。

私は、長い間、文献を読みあさって勉強したつもりですが、自分を納得させられるものは得られませんでした。それは、お客様に対して申し訳のないことをしているというつらい反省の日々であり、そこから抜け出すための研究を、常に尻に火が付いたようにしてきました。その成果が少しずつ実り、とても難しい問題も力技で長い時間、少しずつ外側から内側へとガリガリ削って中に入ってこれるようになりました。私の数名の仲間内では、それは絶対に解けない難題と諦めていたものでしたし、私も自分で研究しつつも本当にできるのかと不安と闘いながら研究をしてきました。かなり自分でもここまで緩められるようになったのかと、日々少しずつの前進、進歩を感じつつ。そして、今までの当社比では、比較にならない成果の具合を体験為さられたお客様からお聞きして「これは、なかなかいいね!」と多くのお客様に自信を持ってお勧めしたい仕上がりになりました。ただ、まだまだ完成品ではなく、私の施術での体捌きのブラッシュアップや、道具の改良、圧をかける方向や量の緻密な計算など、磨きをかけていくことでさらに対応力が向上するものではないかと期待しております。



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