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上虚下実 - 姿勢においては上半身(特に肩)の力が抜けていて、大脳の緊張が緩み、力みの無い姿勢。

姿勢においては上半身(特に肩)の力が抜けていて、大脳の緊張が緩み、力みの無い姿勢。

それに対し下半身(下丹田)は気が満ちて充実感がある。

腰から上が三、腰から下が七の割合、つまり上半身は軽く、下半身はどっしりして安定している状態をいいます。

日常では上実下虚(上盛下虚、陰虚陽亢)になることが多い。これはバランスが崩れている状態。

(気がたかぶる、イライラ、緊張、高血圧、目の充血、口内炎、歯茎の腫れ、喉が渇く等の虚熱、陽亢の症状)

上虚下実は最も基本的な身体の陰陽のバランスの調整。(陰陽平秘)

気沈丹田、気息帰元?、息息帰根?、引気下行?、虚胸実腹?、充実下元?等も似たような意味

上虚下実の目的は上半身をリラックスさせ、気を下丹田に沈める事。気を練り、養う事の第一歩。 腎(先天の気)を養う。


三調(姿勢、呼吸、意識)それぞれに上虚下実の為の工夫がある。

調身(姿勢)
站椿功の自然トウの姿勢を例にすると分かりやすい

調息(呼吸)
初級レベルでは吐く息をやや長くする。腹式(丹田)呼吸。柔(緩) 細 長 深 均 軽(ゆっくり,細く,長,深く,コンスタントに,音を立てない)

調心(意識)
あまり上の方に意識を持ってこない。意識はゆっくり下丹田まで気を鎮めるように。