- 胸空腹実?:気を丹田に静め、胸部の力みをなくす。
- 虚霊頂頚?:首を力ませずリラックスして頭を吊り上げるように気持ちを注ぐ。
- 連続?:技と技のつながりをスムーズに行う。
- 沈肩垂肘:身体をリラックスさせ、肩を沈め、肘を落として胸を包むようにする。
- 急起急落?:攻撃や防御はすばやく行う。
- 上下相随:手の動きと脚の動きをあわせる。
- 陰陽相合?:陰の中にも陽を持ち、陽の中にも陰を持たせる。
- 内外合一?:内外の五行をあわせる。
- 連貫不断?:動作が途中で途切れないように変化しながら連続する。
- 動中求静:すばやく動く中にも沈着冷静を求める。
- 静中求動:冷静になることで勁力を求める。
- 用意不用力:力を使わず意識を用いる。
- 意能御気?:意識をよく用いて気を運用する。
- 尚守尚攻?:攻撃・防御は偏らず、どちらもできなければならない。
- 守中兼攻?:防御が攻撃を兼備する。
- 尚柔尚鋼?:力技は禁物であり、勁力を重視する。
- 柔中有鋼?:柔の中に鋼を持つ。
- 神能使力?:気は力を運用できる。
- 力随気行?:勁力は気に従う。
- 気依神行?:気は神に従う。
心意六合拳より
ひとつの技にはひとつの勁力を用い、腰を軸にして客は根を張ったように踏み、手に勁力を伝え、途切れず連続して技と技を変化・発揮する。
これが武術家の心得である。