【十六口訣】
- 一寸
- 身体を縮めて力を一寸に蓄える。
- 二践
- 進歩である。前脚を進めるとしたがって後脚が前進する。
- 三就
- 玉のように凝縮させる。銃に弾を込める。
- 四鑽
- 弾丸のように貫く。
- 五夾
- 脇を占めることで力を有効に操る。
- 六合
- 内外の三合による六合以外に神と形、形と身体、身体と気、鼻先と肘先とつま先を合わせる。
- 七疾
- 内外を合一させる。
- 八正
- 立身中正。
- 九脛
- 勁力と筋力を応用する。
- 十警
- 常に警戒し機敏に動く。
- 十一起落
- 攻撃を起こすときは連続して一気に行う。
- 十二進退
- 進退する際は高低自在に変化する。
- 十三陰陽
- 練習時間(子丑)、身体の陰陽(気陽、血陰)、手足(陰陽掌)。
- 十四五行
- 陰陽五行(五臓:気、血、神を促す)(五気:採(ツァイ)、平、穏の動作を促す)。
- 十五動静
- 静は本体、動は作用、身体各部の動作が全体に協調する。
- 十六虚実
- 虚は精、実は霊、精霊もまた虚実である。
心意六合拳より