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順逆纏絲,螺旋 - 陳式太極拳には、中国哲学思想と合致する点が多い。

陳式太極拳には、中国哲学思想と合致する点が多い。

太極拳は対立するものを統一するという矛盾があり、自然弁証法である。

例えば剛柔相済は、陽である剛と正反対の陰の柔を合い合わせるである。

纏絲は順と逆があり、手で言えば、順は親指側が上向きに回転し、逆は親指側が内に回転する。

この順逆纏絲?は外は、肘、肩、跨に、内は丹田内転にいたるまである。

この纏絲勁によって螺旋運動が生まれる。腰の回転も螺旋運動であるが、決して捻れとは区別しなければならない!

軸が一定した独楽のような螺旋運動でなければならず、呼吸と意が一致するべきである


身体と四肢を引き伸ばすこと、即ち「一動全動」等の要領に従って上肢においては旋腕転臂、下肢においては旋踝転腿、身躯においては旋腰転背とこの三者が結合すれば、「その根は脚にあって、腰を主宰と為し、手指に形をあらわす。」ところの太極形象となる。

このような糸を紡ぐような旋転より発する勁は、螺旋の形状を以て前に透出する。そしてそれは、その力点をいつも変換するので、敵に付け入る隙を与えないのである。

これが太極拳の勁であって、開いた大きな動作をするときも、反対に小さな動作をするときも、必ず守らなければならない原則である。