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心静体鬆 - 体をリラックスさせ(体鬆)心が落ち着いている(心静)状態をで太極拳拳の基本でもある。

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体をリラックスさせ(体鬆)心が落ち着いている(心静)状態をで太極拳拳の基本でもある。

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「心静」(心が落ち着いている)と「体鬆」(体がリラックスしている)は太極拳動作の基本的要求を表現した常用語である。

「心静」とは、念頭から一切の雑念をできる限り排除することである。つまり、いかなる動作や姿勢の時も、心の中を常に安定状態に保ち、神経(意識)の各々が細部の動きの中まで注ぎ込まれ、武術太極拳に専念できるようにすることである。

「体鬆」とは、全身の筋肉・関節・靭帯と内臓の全てを自然にリラックスした状態にすることである。

しかしこの「鬆」をフワフワとして力がなく、弱々しいものとして身につけると、全身が弛緩し動作が萎えてしまうことになる。

そこで「体鬆」を正しく身につけるためには、気持ちを落ち着けると同時に全身をリラックスさせ(放鬆)、筋肉や関節に余分な力を入れないようにする(用意不用力)。そうすることにより、全身の筋肉状態が緩み、勁力も体の中から自然に生まれ、従って柔らかな動きの中に力強さを生み出すことができるのである。