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相連不断 - ひとつの動作から次の動作につながるときに停ったりとぎれたりしないで、最初から最後まで全身が絶え間なく動いていることです。

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ひとつの動作から次の動作につながるときに停ったりとぎれたりしないで、最初から最後まで全身が絶え間なく動いていることです。

・「連綿不断」、起勢から収勢までをゆっくり同じ速さで繋げていく。

・ここに、意識により動作を導いてゆく事の大事さ、呼吸の大事さがある。

・難しい部分だが、修練により柔剛、虚実が見え、弾力性もでてくる。

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一つ一つの動きが自然につながること。又は始まりから終わりまで途中で止めたり途切れる事なく全体に連なった動きをしながら最後まで仕上げるという意。
一つ一つの動作(型)を最初から最後まで円滑に連ねて行う事ができる。それが結果的に完成された一つの形となり心と身体の自己表現となる。

「行雲流水ぎょううんりゅうすい」の例えのように連なる&続く&自然に流れるように。今だけに囚われず次のイメージを「意」でつなぎ連動させていくことが大切である。
太極拳の動きにはその人の性格や癖などが度々現れてしまうと思います。せっかちな私はなめらかな「決めの型へのタメ」がなかなかできません。真面目すぎたり頭が固すぎると関節も固くなるのか流れるようには動けません。
人生と同じで太極拳套路を「自然&円滑」にすることは難しい、、、。

人生をオーケストラに例えると誰でも自分が指揮者。指揮者の腕次第で音もリズムも演奏も変わる、納得のいく演奏になるよう途中で止めずに最後まで指揮しようっと。でもその前に自分がどんな演奏をしたいのか認識していないといけないのでしょうが。 

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外家拳術は後天的な力であり、力を出すときと止めるときがあり、続けては切り、その力を出し切ったあと、新しい力をたくわえるときに、もっとも人に乗じられやすいのです。

太極拳は、力をいれず終始連綿とさせて、いつでもはじまりであり、循環きわまりないものです。

「長江大河の如く、とうとうと絶えず」「運勁は糸をつむぐごとく」と拳論でいわれていますが、一気に技を貫くことをさしています。