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頭と首の構えのことで、あごをやや引いて視線を目の高さにしてまっすぐ前を見ます。
首が左右に歪んで曲ったりしないようにします。
虚霊(または虚領)とは力まないで自然にすることです。
・お寺の釣り鐘のように上空へつるし上げる。
・「氣鎮丹田」とは上下対照の意味合いで、虚領頂勁は上方を充実させる。
・重い頭部を支える頸を柔軟にし、頭を支え挙げて動作の軽妙さをはかる。
・正しい姿勢により、全身に酸素が行き渡り呼吸と動作を結ぶ役割がある。
「虚」は実に対する虚、空っぽの意味で、「頂」はここでは頭頂、「勁」は神経と意識を意味します。
「虚領頂勁」とは無念無想にして、頭頂に意識を集中せよ、という事です。
雑念を払い、精神を集中するには二つのポイントがあります。一つは「気沈丹田」で言う、いわゆる臍下丹田(へその下3cmくらいのところ)。もう一つは、上丹田とも呼ばれ、霊感が働くとされている頭頂です。
頭頂には「百会」というつぼがあり、健康面でも重要なポイントとなっています。
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うなじの力を抜いて頭頂の百会というツボが天から吊されているように意識して動く事。重力に逆らわず誰かにひっぱられているように動くことで身体の余分な力が抜ける。首から上を自由にすることで身体軸が保たれ、体全体のコントロールが自在になる。
百会のツボは第7チャクラで霊性を司る場所で自分の人生に対する信頼を得られる大切なエネルギーセンター。このチャクラがひらき活動すると自己中心的な思考や感情を越えた直感やひらめきなどが得られるといわれる場所でもある。
百会のツボは第7チャクラで霊性を司る場所で自分の人生に対する信頼を得られる大切なエネルギーセンター。このチャクラがひらき活動すると自己中心的な思考や感情を越えた直感やひらめきなどが得られるといわれる場所でもある。
例えば現実的問題や窮地に陥った時なども流れに逆らわずむしろそんな時こそ力を抜く、リラックスして対処する事が大切というメッセージに思えます。それによって自分の過去の経験や思考を越えた解決策&解答がひらめいたり導かれたりすることもあるのかもしれません。
ただこの身体動作は腰~背中(脊柱中心)全体のバランスと安定がとれて初めて行き着く意識の場所でもあるため十要の中で一番難しいことのように思います。