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鬆腰 - 腰は姿勢をただして動作をすすめる中心的な働きをします。

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腰は姿勢をただして動作をすすめる中心的な働きをします。
腰をゆるめると脊背がたち、上体が前後左右に歪んで曲ったりしないようになります。

・骨盤の動きを平らに円くゆるめ動作の調和を保ち、弧の線を描き続ける。

・弓歩、虚歩、馬歩、あらゆる動きの中でも意識して腰を緩める。

・両腰の高さは常に一定に保ち、体重の移動では特に柔らかに動いていく。

腰椎部分のくぼみを緩めて腰の力を抜きながら背から尻までが平らになるように意識する。

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腰椎ようつい部分のくぼみを緩めて腰の力を抜きながら背から尻までが平らになるように意識する。そして股関節こかんせつの力を抜き内股を丸く張る(円襠:えんとう)。
円襠は下半身の安定と重心をしっかりとる事につながり、しなやかな動きの要になる。

腰椎に関係する第2チャクラはパートナーシップ(相互関係)や個人のアイデンティティ(自己実現)につながるエネルギーセンター。自分を守っていける能力やパワーを培うと共に物理学でいう因果律(力の反作用)や磁力の法則(反対の磁極をもつ物体同士の引き寄せ)を認識する場所でもある。
太極拳ではこのチャクラが一番鍛えられパワーアップするように思います。「臍下丹田」(せいかたんでん)といわれるこの中心部分が安定と力をつける事でよくいわれる「肚(はら)が据わる」という事につながるのでしょうか。日々何が起きても動じない自分に成長できるといいなあ、、、と思います。 
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腰を一身の主宰としますから、腰をゆるめておくことによって両足が力強くなり下半身が安定します。

虚実の変化は腰によって転動します。昔から「一切の根源は両腰(腎)にあり」といわれ、力を出すためには足腰にそれを求めます。

脱力と昨今いわれておりますが、腰をゆるめる脱力が太極拳では第一に求めるべきことだと思います。

腰をゆるめて套路を行うと、強烈な重さが脚、太腿に掛かりますが、これによって太極拳が見せ掛けではない、かなり強度のある運動であるということが理解できます。(腰というのは股関節も含みます。

股関節を脱力するのです。ウエストではありません)