身体を活かして機能的に使う術を研究する理由は?

  • 第一に楽しいから。
  • 第二に生命感をいつまでも味わいたいから。
  • 第三に健康でいられるように。
  • 第四に疲れたくないから。。。
  • 年齢別に見た疲労のタイプと回復(矢部、1986)
    年齢 疲労のタイプ 疲労の回復
    10代 筋肉の疲労が主体である。
    体を動かすことに慣れている。
    疲れを知らないくらいに回復が速い。
    20代 筋肉の疲労に精神の疲労が加わってくる。
    体を動かすことが減ってくる。
    回復に時間がかかるようになる。
    30代 精神疲労が増えてくる。
    筋肉疲労をセーブすることを覚える。
    回復が遅くなる。
    体のコントロールを覚えてくる。
    40代 疲労の発現が遅くなる 能力の限界を知って自分自身でコントロールするようになる。
    独自の疲労解消法を編み出す。
    50〜60代 疲れの経験が少なくなる。
    疲労を防ぐ知識が身についてくる。
    力の出し方、抜き方などの力の配分を覚える。
    自分をコントロールする知識を身につけたものとそうでないものとの個人差が大きくなる。

    【考察】

    (1) 子供と大人の疲労の質の差、大人の疲れは抜けにくい。

  • 子供時代・・・良く遊び、疲れ果てて寝てしまい、すぐ回復。
  • 大人時代・・・精神的疲労増、筋肉を動かすチャンス減少。回復遅延。
  • 上記のように、子供と大人の疲労状況の差は大きいといえよう。
    だが、この1986年で述べられた常識は、すでに消え去った。
    子供も大人同様に精神的ストレスを感じているようだ。
    精神的ストレスによる疲労は、筋肉疲労による回復とは異なり、
    睡眠や休養のみでは解消されにくい傾向がある。


    (2) 大人になるにつれ力をセーブして使うように

    最高心拍数は加齢により減少。
    生理的に心臓にかけられる負担を減少させなければならない。
    対応策として力の出し方や疲労回復方法を体得することがある。
    場合により合気道の師範のような、年齢と共に技の深みが増し、
    神技へと突き進む方もおられる。
    だが自分の体のコントロール方法を知らずに、
    加齢していけば疲労回復が遅くなり肉体的若さを維持できなくなる。
    個人差は、大きい。後者のグループには入りたくないものです。
    賢明な判断のもとで健康に生き続けるために、
    体を機能を活かしきる技を身につけべきでしょう。

    体のしこりを解放し、体を要領よく活かして使うやり方を学ぶこと。
    飛躍的に成果をあげる手順です。

    筋膜の癒着をリリースし、赤ちゃんのような(!)柔らかい筋に生まれ変わり、
    そして体の所作振る舞いを同時習得を、お勧めいたします。
    根気よくトライして、文字通り見違えるように変わった方を、
    何名も知っております。

    年齢別最大心拍数

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