カッピング(吸玉療法)★★★
日本では平安時代から行なわれていた!血液をきれいにして血行を促進する治療法です。
体の筋肉と筋肉の間に潤滑油が流れています。それが体の中の代謝が悪くなりますと、古くなった油が流れ去る事ができなくなりまして質の悪くなった油を使い続ける事になります。本当でしたら、次々に新しい油が供給されるようにしくみがなっていますので、古い油を流しだして新しい油に入れ替える手助けをするのがカッピングの大切な一つの役割です。
けっこうイメージ的にも体の中に古い油がたまっているのってよくないですよね。天ぷらだってやっぱり新しいバージンオイルで揚げた方がよいですし。
そのかわり古い油がたまっている人の中には、カッピングのあとが出ちゃう人がいます。でも大丈夫、それは染みになることなく新しい油が供給される事でじきになくなります。カッピングの道具さえあれば手軽に自分でも出きる優れた健康法です。
★カッピングの仕方
★カッピングのメリット
★かなりな万能性があるカッピングの効果詳細
★治療効果の具体例は
★忌避事項(やってはいけないとき)
★間湿液の役割
★このつぼを押さえよう!カッピングに効果的な主な対応ツボ
★カッピングの仕方
体の背中やおなかなどに、真空状態になったコップのようなものをつけて、3分以内で吸引し続ける方法です。一度に、その吸玉を複数(10個以上)つけても大丈夫です。ただしはじめのうちは5-6個以内にとどめておいた方が良さそうです。
ハピーメータという気圧計がついている真空器でしたら痛さを聞きながら治療できるのですが、単純にカップとアルコールとライターという取り合わせでしたら真空にしてすいすぎてしまってひどい痕が残ります。慣れていないうちはできるだけハピーメータ付きにしましょう。それに体の各所でも、吸い上げるための気圧が違います。強すぎるとかぶれてしまい逆効果になるときもあります。
その他は、ときとして強い毒素を持っている患者さんのときは、かなりの異臭がすることがあるそうですので換気などにも注意を払いましょう。
★カッピングのメリット
簡単ながらも、1-2ヶ月もしないうちに劇的な変化が起こることがあります。
- あまり痛みがない、熱くない
- ツボの正確な位置を探す必要がない
- 吸玉の痕(滑液が滞留しているところはかなりどす黒い痕がでます)の出具合や識別で病気の重さが判断できる。
- 吸引によるマッサージは隣接する筋肉どうし、筋肉と骨などを非常に効果的にはがすことができます。ときとしてマッサージや指圧よりも効果が高い。
- 骨格の調節を連携させると効果が著しい。
- 比較的低コストで、なおかつ危険性もあまりなく家庭でもできます。
ぜひ試してみましょう。それに慢性疾患で、手の打ちようのないものについても、長期6ヶ月以上、3日に1回程度の繰り返しで目にみえる効果が出てくることが多いのです。
★かなりな万能性があるカッピングの効果詳細
- 血液を綺麗にする
- 血行をよくする
- 血管を始め組織を強化する
- 皮膚の若さを保つ
- 関節の働きを円滑にする
- 内臓諸器官を活発にする
- 神経を正常に調整する
- 体の深部にまで及ぶきわめて強力なマッサージ効果
- 吸玉は刺激範囲が広く、ツボをとらえやすい
★治療効果の具体例は
皮膚の活性化、冷え、むくみ、便秘の解消、皮膚の若返り、美容効果、マッサージ効果、肩こり、腰痛、筋肉痛、滑液が流れる、血行が良くなる、うっ血が治る、脂肪燃焼のしやすい状態になる、ぜい肉が消える(新陳代謝がよくなるためなど)などがあげられます。
★忌避事項(やってはいけないとき)
かぶれやすい人にとっては注意が必要です。まず、体質的にかぶれやすいかどうかを問診して、かぶれやすいということでしたら、パッチテストのように一つどこか見えづらいところへでもカッピングを実行してみます。それに、カッピング時間も最初は様子を見る意味でも1分以下の短時間にとどめるか、カッピングして10秒しないうちにとってしまい次のカッピングをするというやり方にするなどの工夫が必要です。
- 循環器系の悪い人(不整脈、血管病など)
- 肌があれやすいひとにはむかない
- 患部が腫れたり傷ついているとできない
- 疲労時はダメ
カッピングでは、吸引された部分に黒い痕が残ります。したがって、他人に見られるような状況(例えば水着を着るときなど)では外に見えて恥ずかしいので注意してください。その痕は、場合によりますがだいたい3日から10日の間(平均して1週間程度)で必ず消えます。そして、平均して、1月ていど、週一回のペースでのカッピングで、徐々に黒い痕はでなくなります。
跡がついて悪いところがわかるというのはメリットにもなります。クライアント自身が悪いところを確認できる。ワーカーが悪いところを確認し、次のワークに活かせる、などです。
★間湿液の役割
間湿液とはカッピングをしたあとに黒く残るあとの正体です
- 骨や筋肉の間にあって潤滑液の役目をする。
- 古くなると筋肉の毛細血管から吸収され、新しい液が出される。 しかし、筋肉が疲労すると毛細血管の流れが 悪くなり、生成・吸収も悪くなる。 すると、ねばねばした状態。これが一カ所に停滞したのが”こり”の状態です。
★このつぼを押さえよう!カッピングに効果的な主な対応ツボ
- 三焦輸
- 腎愈
- 小腸輸
- 委中
- 承山
- 命門
- 関元
- 壇中
- 中極
- 大巨
- 天枢
- 中いんなど
吸玉療法・カッピングの詳細説明のパート2へ続く
★カッピングの仕方
★カッピングのメリット
★かなりな万能性があるカッピングの効果詳細
★治療効果の具体例は
★忌避事項(やってはいけないとき)
★間湿液の役割
★このつぼを押さえよう!カッピングに効果的な主な対応ツボ
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