体の過緊張を解放しバランスをとるテクニック!!
筋膜ワーク★★★


筋肉は筋繊維という細い一本づつの筋肉が束になり、その束をまとめているのが筋膜とよばれている膜です。かなり薄い膜なのですが、この膜があるおかげで、たとえば肩をあげるときにいくつもの筋肉が隣り合わせているもの同士がくっつく事がなく、すべるように動き、スムースな動作を可能にする事ができるようになるのです。
しかし、その筋膜が運動不足や事故などの衝撃で筋膜がびよびよに伸び切ったり、縮みきったり、他の隣の筋膜と引っ付いてしまったりしまいます。そうなると大変です。 体を動かそうとしても、筋肉の動きが途中でロックしてしまい、スムースな動きができなくなるだけではなく、五十肩や腰痛などなどの痛みまでを呼んできます。それが継続的に続きますと、体の循環器系の流れが悪くなったり、老化を促進したりと良い事がありません。


筋膜の可動性減少の原因
なんで筋膜の癒着が進んでしまうの?

1)外傷
外傷による組織の破壊、瘢痕。
痛みと筋の抑制は持続することにより可動性の異常と、結合組織の変化をきたす。

2)習慣的パターン
異常な可動性は習慣化することにより結合組織の変化や、筋の異常な状態を増強する。

3)姿勢
習慣的なパターンが特定姿勢を創り出す。

4)使いすぎからの緊張
慢性の痛みや、同じ筋の持続的な収縮は、筋の過緊張をもたらし、過緊張の長期間の持続は筋の可動性の減少をもたらす。

5)代謝性の要因
ホルモンの疾患など。

6)インバランス
例えば脚長差など。主動作筋、拮抗筋の機能異常による病的姿勢。



でも大丈夫。
筋膜を正常にするためには、筋膜マッサージのようなテクニックで比較的短期間で対応できるのです。そして一度正常化させて生活上の動作を気をつければかなりよい調子。 ★筋膜をはがすテクニック(痛い->痛くないテクニックを修得すべき)
  1. 比較的短期治癒だがカウンターストレインと合わせることで長期治癒化
  2. リンパ液・滑液・脳脊髄液・血液の循環促進
  3. 筋肉の柔軟化テクニック
  4. 筋膜の萎縮またはのびすぎ箇所を調節する


★筋膜解放テクニックでボディを調節するポイントとしては、代表的には次のものがあります。
  1. 足裏の接地ポイントが、かかと、親指の下方2-3cm、小指側の下方2-3cmであること。
  2. 肩甲骨と背中の間に指をいれられるか。
  3. 横隔膜のかしょの腹部の柔軟性はあるか。
  4. 歩くとき、大腰筋を利用しているか。
  5. 体の各箇所の筋膜どうしが癒着していないか。
  6. 起立しているときの姿勢にバランスの乱れがないか。
  7. などなどがあげられます。



★筋膜解放テクニックは骨格矯正のテクニックでもあります。

筋肉を本来あるべきところへ整えていき,それにより付帯した骨も自然に移動。
(筋肉を骨から垂直方向に上方へ引き上げるワーク)
筋膜が骨に付着してしまったとき、筋膜を引き延ばし筋膜の骨側を動かし,筋肉の可動性を飛躍的に確保する


★筋膜の説明
筋膜とは、筋繊維をとりまとめている膜のこと。ちょうど、細いワイヤーが100本束になってひとまとめになっていて、そのワイヤー束をまとめて包みあげているゴムのシールド体のようなもののことです。筋肉とは、細い筋繊維がいく本も集まり束になった状態で存在しています。その筋繊維をひとまとめにしてあるのが筋膜で、ローストチキンなどを食べるときなど肉の周りにある白くおおっている薄い膜状のものが筋膜です。
筋膜は体内のほとんど全てのものを包んでいます。通常は薄い膜上の結合組織のしょうである。筋膜は素晴らしい容器だといってもいい。それは胸腔や腹腔の内側を覆っている。器官、血管、神経の全ては筋膜に包まれている。骨さえも骨膜と呼ばれる筋膜で包まれている。そしてもちろん、筋肉もそう。

★自然な状態では、筋膜は薄く滑らかで弾力のある膜でつくられており、そのため身体の各部分は楽に動けるようになっています。
筋肉の束は、動く方向性があり、隣の筋肉束とその方向性が違えば、引っかかりあって動けなくなってしまいます。そのとき筋膜は筋肉がとなりの筋肉にくっつくことなく滑らかに動くことを可能にしています。

●ところが、筋肉に緊張や硬直が組織に蓄積されてくると、筋膜の質が低下して、水分が減り、弾力を失い、粘着性を増してきます。
筋膜の層が退化すると、他の筋膜層に文字通り接着剤のようにくっついて、筋肉の運動を助長するどころか阻害するようになります。
そうなると、ひとつの筋肉を動かすのに、他のいくつかの筋肉も一緒に引っ張らなければならず、その結果、運動の範囲は狭まり(腕が上がらない、首が回らないなど)、痛みが起こり、硬直化が身体全体に定着します。

★ボディワークで不自然な姿勢やその原因となったパターンを再度調整する際、直接治療の対象となるのは、非流動的な結合組織です。
もっぱら靭帯、腱、筋膜といった半個体あるいは半流動体の結合組織に働きかけます。なぜなら、緊張はこうした組織に溜め込まれているからです。(堅い結合組織<骨>ではない)
筋肉はまさに筋繊維と筋膜の複合物であり、わたし達が筋肉と呼んでいるものを作り上げている一本一本の繊維が、それぞれ筋膜の鞘で包まれています。筋繊維のあいだで筋膜の占める割合は、ワイヤーのあいだで絶縁体が占める割合よりずっと少ない比率。

★正常な状態の筋膜は、繊細で弾力性に富んだ、半流動体の薄膜です。
筋膜は身体の各部分を包んでいると同時に、それらの部分が機能にかなった自由な動きをすることを可能にしてもいます。しかし圧縮されると弾力性を失って次第に堅い膜になり、自由な動きを妨げるようになる。そして、溶接のように身体の各部を互いにしっかりくっつけてしまうのです。このような変形が起こるのは、筋膜の主な成分のひとつにコラーゲンと呼ばれるタンパク質の分子が存在するためです。



★筋膜解放テクニック人体の変位パターン
  1. 人間の身体はプラスチックだ。
  2. 人間の身体は積み木だ。
    1.    横滑りすることがある。
    2.    ねじれることがある。
    3.    リフトする事がある。
  3. 人間の身体は引力に支配されている。


★筋肉が持っている心(ストレス)の解放
なお、過去に受けた肉体的なもの、または精神的なものでも衝撃やストレスが筋肉にその状態を記録してしまいます。まるでそれは、頭に記憶してとっておくことと同じように、体の組織である筋肉も同じようにレコードしてしまうのです。
そして、筋膜解放テクニックにより、筋肉にレコードされたものが解放されるとき、その衝撃やストレスを受けたときと同じ精神状態がよみがえってくることがあります。ちょうとそのときの経験をイメージで再体験しているようなものです。体の筋肉に残るその過緊張などが解放されることで、精神的な感情面の圧迫から脱することもワーク中にあるようです。


★筋膜解放テクニック=筋膜をはがすテクニック
★筋膜解放テクニックでボディを調節するポイント
★筋膜解放テクニックは骨格矯正のテクニックでもあります。
★筋膜の説明
★自然な状態では、筋膜は薄く滑らかで弾力のある膜でつくられており、そのため身体の各部分は楽に動けるようになっています。
★ボディワークで不自然な姿勢やその原因となったパターンを再度調整する際、直接治療の対象となるのは、非流動的な結合組織です。
★正常な状態の筋膜は、繊細で弾力性に富んだ、半流動体の薄膜です。
★筋膜解放テクニック人体の変位パターン
★筋肉が持っている心(ストレス)の解放
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