採気功は、陽である頭頂部の百会から天の気、陰である足の裏の湧泉から地の気、手の平にある労宮から大気の気を取り入れる功法であり、この三つの気が丹田で一つになり先天の気と合わさり全身に流れる。
重心を前にかけながら吸気で両手を伸ばし労宮から大気の気を掴むようにし眼法では目で気を吸い取るようにし、足は地を掴むようにする。
吐気で重心を後ろ足に移動しながら両手を引いてく売る。
労宮からの大気は心包経を通り、壇(月辺)中を経て丹田へ、百会からの天気は任脉を通り壇中を経て丹田へ湧泉からの地気は腎経を通り丹田へそれぞれ流れ、この三つの気が丹田で混元一体となり増強させ帯脉を通り腎に蓄える。
このとき腎の位置にある命門を意識して緩める。