ボディワイズ・ノート　リターンズ

A1　健康保険等の保険診療はご利用いただけません

健康保険に適用されるものは、医師の治療、整骨院、それに一部鍼灸あん摩マッサージ指圧などとなります。
ボディワイズでは、上記に該当する資格を所有しておりませんので、保険診療をすることができません。

また医療機関ではありませんので、医療費控除の対象外となります。
予めご了承いただけますよう、お願いいたします。

A3　施術時間は、150分コース（＝2時間30分のロングコースのみ）です。

ボディワイズでおこなわれる施術は、私が独自に考えて行っております効果的な施術テクニックを利用して改善をはかります。その際に、徹底的に気になる改善点を掘り進めていくようにしています。それにより通常はなかなか解き進められる領域ではない深層筋の異常な拘縮を、少しずつ着実にリリースしていくのです。

深層筋の硬化短縮により姿勢がゆがみ、体使いの所作も理想から離れていってしまいます。そのようなネックをリセットして、体の使い方のノウハウを適宜お伝えさせて頂きたいと考えております。

ただ、個人差があるものの、多くの場合は、深層筋の硬化短縮による問題を改善するには、上記のコース設定時間でも足らない。そのようなことも多いのです。

深層筋の癒着部分の硬度は、文字通り計測した結果、骨よりも硬いものと化すことができるものだからです。それを緩める作業が尋常ではなく大変。長年かけて独自に得た技術力を用いて、丁寧に手をかけていきますが、容易に数度の施術ですむことは少ないと思います。それは比較的長い間、多くの施術院を回られて成果がでにくく感じられておられる方などに、そのような傾向があるのは否めない状況があります。

私の期待するところは、そのような方々にも深層筋が動脈等を圧迫していて不具合をおこす状態からの体質の改善がはかられる力となれればと願って仕事をさせていただいております。

なぜもっと短い30分や60分の時間のコースを設定しないのかというと、予約管理上、受付が複雑化することを避けたいだけではなく、施術にて60分を越える長い時間帯にわたり血行が促進された状態をキープして体をリラックスしている時間を持つこと自体が、うまく深層筋をとかすための最良な仕掛けとなっているのです。血液が滞りがちとなっている患部に、意図的に血液を多く流せるように狙いをつけて、自らの血の液体と熱との力で筋膜の癒着を解く任を与えることが、綺麗にしこりを弛め解かすきっかけとなるのです。

それにいま、ボディワイズにお通いいただいておりますお客様のお住まいが、私どもお場所より１時間以上も離れておられるお客様が６割以上を越えております。そうなりますと1時間未満の時間設定で、短期間に繰り返しおいでいただくよりも、長時間のコースに設定させていたいただいたほうがが利便性が高まると思います。

A4　お客様の現状のコンディションにより変わります

すぐれたヨガの行者をなさっておられるほどのお方でない限りは、痛みはあると考えてください。

特に施術はじめのときは、痛みを強く感じる方は多い傾向があります。
人は、多かれ少なかれ体の動かし方の癖により、体の内側にコリ（筋膜の癒着）をつくっています。
その筋膜の癒着は、強い炎症や不快感を持っています。
ただそのようなコリは、長年いつづけると痛みの感覚を鈍らせて、麻痺を起こし痛みが感じられません。
私の筋膜リリースでは、結果的にそのような麻痺をおこすような固まりが、
体内の引き連れや、関節の可動域の低下、
血行や呼吸などの代謝率の低下を引き起こしていますし、
顔や頭蓋骨でさえもシンメトリーから遠のかせるものなのです。

だからそのような内部発生的にしまい込まれている筋膜の癒着を積極的かつ効率よく解いていきます。
すると「エエェェーーー。こんなところが、こんなにいたかったの？？？」という発見があるのです。

ただし、その筋膜を剥がされている時の瞬間が痛いだけですから尾を引きません。


私の施術は、皮膚に近い表層部分や中層部位をゆるめて終わりではありません。幾つもの深層筋部分の山を乗り越えて、生まれたときのままの柔軟性を取り戻していくお手伝いをさせていただくものです。


痛みのストレスが強く感じられる場合には、施術中におっしゃっていただければ弱めるようにしています。ですが、私が解き進めていきたいという狙いは、深層筋の部分。それも人により何十年もかけて固めたものであれば、深層筋の硬化した部分の蓄積はかなりなもの。硬度計で測れば、骨よりも硬い代物なのです。
そして深層筋部分には、動脈管が通り、リンパの流れも左右され、姿勢を維持する筋肉群がコントロールされ呼吸筋にも影響が深いのです。

施術技術の中では、痛みをともなわない筋膜リリーステクニックもあります。私自身、そのような技術を使います。ですが硬化が強すぎてという際には緩めていく効率を考えると、費用対効果が悪いように感じます。そのテクニックで通しでリリースをしていこうとすれば、多大な時間が掛かり過ぎるのです。体調が悪すぎないお客様が、それらの痛みのないテクニックでリリースをするのは理にかないますが、硬化が強い方の場合、経験上、いくら繰り返し繰り返し、そのテクニックを利用してリリースされるのは表層筋や中層筋上部止まり。深層筋は、ほとんど解けないのです。


痛みをともなうがそれを押してまで突き進むには、確実に深層筋部分の柔軟性を得られるメリットがあるからです。

また人体の特徴として、人は表層筋（特に体の前面の屈筋群）に痛覚神経が多くありますから、この部位が硬化が強いと痛みがきついのですが、この部位のリリースが済んでしまうと深層筋部分にはあまり痛覚神経が存在しておりませんから痛みが弱まるか感じないようになります。

痛みがでそうなアプローチをするときは、お客様に「これからちょっと痛いかもしれないので、痛かったらおっしゃってくださいね！」と、言葉を添えて解き進めていきます。もちろん、「痛いんですけど」とおっしゃられるときは、解き方をゆるめていきます。少しだけご安心ください。

安全な施術方法のみを選択しています

スラストと呼ばれる、瞬間的に急激な強い加圧を加える関節のリリースは、事故の発生するおそれが高いため一切行いません。体の仕組み上、筋膜リリースを丁寧にしていくことで、関節をゆるめることはできますし、スラストで関節面がゆるんだとしても、それは関節が急激な加圧で靭帯や腱が壊されないように一時的にゆるめて身を守る反射がおきたということが多いのです。そのようなケースでは、施術効果が長持ちをしないこともあります。

他にも様々なリスクの高い施術法もあり、その利用の方法は研究しております。実際、リスクがあってもその施術が成り立ち続けているというのは、ハイリスク・ハイリターンの背景が厳然として存在しているからなのです。

ですが最終的に目指すところが『持続し向上し続ける体の基礎づくり』なので、その道を逆行するリスクがある用法は、研究にとどめ、お客様に対しての施術には使うことはありません。

A5　施術をお受けいただけない場合がございます

ボディワイズで初回お越しいただいた際、
お体の状況をお伺いしボディチェックをさせていただきます。
そのときにボディワイズの対応を超えるような場合、
ワークご依頼を差し控えさせていただきます。

[主に次の場合]
?・伝染症の皮膚病
?・骨粗しょう症
?・悪性腫瘍（癌）
?・妊娠中
?・身体の疾患等の状況により、医師の許可が必要な際は、その許可書提出をいただくまで

たとえば、骨粗しょう症は、骨折のような事故の発生率が高いため私の施術のやり方では圧が強いためリスクが高いといえるでしょう。

また悪性腫瘍などもそうですが、症状として身体状態の問題が明白なときは、医療機関にて先に診断治療をしていただくことが大切です。

A6　いくつか現時点での傾向をあげてみましょう

男女比では、男性3割、女性7割。女性のお客様が多いようです。

お越しいただける距離、３０分以内（１０％）１時間以内（３０％）それ以上（６０％）となります。遠方からお通いいただくお客様が多くおられます。わざわざ、私どものところまで足をお運びいただきまして、こころから感謝いたします。それぶん、施術にも気合が入ります。

施術を受けるウォンツ。それはまさにさまざまです。

・いくつかの症状が気になり体調不良を改善させたいお客様

　　　　よくご来院される方の症状は多様です。症状がないお客様もお通いになられています。
　　　　生理痛・低血圧・慢性疲労・慢性肩こり・五十肩・慢性腰痛・ギックリ腰・
　　　　ムチウチ症・寝違え・偏頭痛・座骨神経痛・不眠症・アトピー性皮膚炎・
　　　　花粉症・自律神経失調症等。他さまざま。

　　　　私のおこなう施術は症状部分だけを取り上げて改善させるアプローチではなく、
　　　　全身の生命力を底上げしていくことで症状の緩和がはかられる組み立ての施術です。
　　　　それにより対応の幅が広くなっております。

・音楽家やバレエや武道またはスポーツ選手等の、身体操作の向上を目指すお客様

・ 心身ともに整えるために禅をなさる方が体を深部まで整える一助として。身体の歪みが減少していくにつれ、気づきの感性が磨かれていったと感想をいただくことも。

・そして体がどこか悪いから治したいお客様ばかりではなく、毎月のように定期的に、身体状態をよりよい状態に維持するコンディショニング目的でお通いになられるお客様も多いのが特徴です。月に一度の『がんばったわたしへのごほうび』として。